SKY NOTE

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「LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜」を見た

LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜

不二子の視点から見たルパンということで、期待しながら見た。原作の雰囲気に近く、最近のアニメにありがちがな萌え要素が全くないところが良かった。良い意味でルパンしててよかった。不二子の絵は、とてもキレイで、妖艶でよかった。不二子は妖しくないとね。声もキャスト変わったけど違和感なかった。

ルパンは、ちょっと目が小さくて凛々し過ぎると思ったけど、原作に近い雰囲気、行動の仕方も、クール、今回脇役ってことで、ルパンがクールに描けるようになったと感じる。

ストーリーは、新興宗教の教祖みたいなのが出てきて、実は、信徒に薬で快楽を与えて金を搾り取るという悪徳教祖、ルパンや不二子の狙いは、その特殊な薬の元、そういう薬を売って金にしてしまうという点が、従来のテレビルパンにはないダーティさだったとように感じるが、これは、深夜枠になって初めて原作に近づけたという感がある。ルパンは深夜枠にぴったりだと思う。

とにかく、この不二子、エロい、でも、これが不二子って感じ、単に胸が出ていると言うよりも、体の線でエロさを醸しだす所、妖艶なエロさ、いい感じだと思う。自分が不二子のシーンで好きなのが、あの細腕で銃を構えて、不敵な笑いを浮かべる所。

例えばこんなシーン

この不敵さがいいだなコレが...
ルパンみたいな強敵にあっても、銃を構えて不敵な笑みというところに、いかなる状況に陥ってもやってやるという気概というか気骨を感じる。必ず小型銃を身体のどこかに仕込んでいて、危機になったら、それを取り出して相手に銃口を向ける。銃がないときには、相手に奇襲を食らわせて、その合間に相手の銃を奪って使う。キレイなんだけど、バラのトゲのような女、不二子。

ルパンが不二子を好きなのは、とっつあんと同じ、自分の退屈を紛らわせるための不確定要素として最適な不二子という存在。実際、ルパンが盗みだそうとした麻薬の結晶で作られた仏像を不二子は容赦なく撃つ、そして、ルパンに盗ませず、奪いとろうとするが、結局海に落ちてしまう。ルパンもそういう事を見越して、ゴムボートを用意しているが、それすらも容赦無く撃つ。これで盗むことができなくなったが、ルパンにとっては面白かったみたい不二子に出会えたことが。

銭形のとっつあんがカッコイイ、これはこれでいい感じ。全13話は短いと感じるけど、深夜枠はルパン向きだね。ホントに...