SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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福島第一原発2号機 格納容器の水、水位60cmしかなく(2012.3.26)

福島第一原発2号機の格納容器の水位が3mの予想に対し、60cmしかないことが分かった。

 NHK:2号機格納容器 水位は60センチ
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120326/t10013982641000.html

想定では3m有るということだったが、実際には60cmとのこと、本来は、格納容器を水で満たして、核燃料を取り出すという計画だったそうだが、60cmしか水が無いので、より困難になったとのこと。水があれば、水が放射線を遮るので作業がやりやすいのだと思うだが、その水がない。また、どこかに穴が空いているものと見られ、その水位が底部のサプレッションチェンバ(輪っか状の水槽)の繋ぎ目付近であることから、この継ぎ目から水が漏れているものと見られる。(格納容器の底に穴が開いているのならば毎秒2.4L程度の水では、すべての水がなくなっていると思うので、格納容器の底は穴が空いていないと思う)
 

現在の福島第一原発2号機(2012.3.26)
 注水量:1時間あたり8.8トン(2.4L/秒)
 水温 :48.5〜50度

2号機が放射性物質の主な発生源とも言われているので、恐らく、このサプレッションチェンバの継ぎ目に2011年3月15日に穴が開き、膨大な量の汚染水が水蒸気となって流出したものと考えられる。そして、日本各地に甚大な放射能汚染をもたらしたものと見られる。(2号機は2011年3月15日、爆発音とともに、格納容器の圧力が急激に下がった。もしかしたら、圧力容器から落ちた核燃料が格納容器の水面に落ちて水蒸気爆発をしたのではないかと思う。その衝撃でサプレッションチェンバの配管の継ぎ目から蒸気が漏れ出したと考えると、爆発と水蒸気発生が説明できるような気がする)なんとなくぶんぶく茶釜って感じ

skymouseの推測

  • 1.メルトダウン(2011.3.11)
  • 2.メルトスルー:圧力容器から高温の核燃料が格納容器に落ちる(2011.3.15 朝)
  • 3.格納容器の水面に落ちて水蒸気爆発(2011.3.15 朝)
  • 4.水蒸気の爆発的圧力でサブレっションチェンバが破損、蒸気が漏れ出す。
  • 5.建屋の窓から汚染された水蒸気が外部に流出し、日本各地を汚染する
  • 6.崩壊熱が収まると、水蒸気はなくなり、今度は汚染水となって周囲に漏れはじめる
  • 参考資料:水蒸気爆発:熱した鉄球を水につけるとどうなるか
  • NHK:2011.3.27 窓から白煙がでる2号機

強度の弱い部分から穴が開いていると見られるため、地震でヒビが入ったか、圧力で壊れた可能性が考えられると思うのだが、溶けた核燃料が垂れ下がって溶かした可能性も考えられる。しかし、大半の燃料は圧力容器底部と格納容器底部に溜まっているように見える。理由は格納容器に水が溜まっていることから、少なくとも格納容器の底部に穴は空いていないのではないかということと、空いていないのならば、核燃料は圧力容器と格納容器の両方に溜まっているものと考えられる。そして、現在は、汚染水が建屋内に漏れている。