SKY NOTE

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汚染瓦礫問題について

汚染瓦礫問題について情報を整理してみた。

1.汚染されている瓦礫とそうでない瓦礫がある

  • 汚染されていなければ、セメント工場や製紙工場で使っても大丈夫である。

2.瓦礫の広域処理は地元の利益にならない。

  • 岩泉町長
    • 「納得できないことが多々ある。ガレキを山にしておいて10年20年もかけて片付けた方が地元にカネが落ち、雇用も発生する。もともと使ってない土地がたくさんあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井(※取引で相場の上限のないこと)に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか」
  • 放射能に汚染された瓦礫もあるのにわざわざ周辺に拡散させるなど、合理的とは言えない。しかも放射能除去フィルターも設置せずにやるのだから、人道的に言ってもおかしな判断と言わざる負えない。

3.マスコミは明らかに嘘を言っている。

  • 岩泉町長
    • 「現行の処理能力では全ての瓦礫が片付くまでに3年かかる。そこで、市内に瓦礫専門の処理プラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができる。国と県に相談したが門前払いで断られた」
  • 専用の瓦礫処理プラントを作れば、そのプラントの建設で地元にお金も落ちるし、放射能に対する安全策(フィルター設置など:セシウムを1万分の1にできるようだ)も取りやすい。また、もっと言えば、その瓦礫処理プラントをバイオマス発電設備にすれば、汚染された木材を燃やして、長期的に発電事業を起こすことも可能だ。灰はコンクリートにして固めて、人里離れた所で放射能監視システムをつけて保管するのが望ましい。これは恐らく福島第一原発周辺に置かれることになるだろう。(あそこは、もはや人が住めないところだからね)
  • この事からマスコミの瓦礫が処理できないと復興が滞るという主張は全く根拠が無いことが示された。土地は余っており邪魔にはならないし、地元で処理すれば雇用も発生するので、地元で処理したいという岩泉町町の主張はもっともだ。

4.「絆」ではなく「利権」が浮き彫りに

  • 地方自治体のがれき受け入れ、86%が難色を示しているという。この瓦礫の広域処理という、まったく合理性のないプランに対し、この評価は妥当だと思う。まず、瓦礫の実態はというと...
  • 瓦礫総量:2252万トン(内、400万トン:17.8%を県外で処理)
  • この数値の比率がオカシイと思わないだろうか?マスコミが言うように瓦礫処理が進まなければ、復興が滞るというのならば、地元:8割以上、広域処理:2割未満という比率はおかしい。普通進まないというからには、この比率は逆じゃないといけない。自分たちの処理システムの何倍もの処理が必要だから、頼むという話になるはず、しかし、実際は、広域処理の規模は、地元処理量の2割程度でしかない。そこで利権という点で考えてみますと、別の合理性が見えてきます。このガレキは、トンあたり70,000円のカネと引き替えなのだそうです。どうやら、そっちのほうが本命のようです。つまり、「絆」ではなく「金」のようです。
  • 被災地よりも金がほしいと言ったら、話が通らぬから「絆」という言葉でカムフラージュ、どこまでも薄汚い連中です。野田政権になってこういう露骨に汚い行政が目立っていますね。さすがドジョウです。