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Apple,iPad(2012年モデル) 発表(42800円から)

iPad 2012年モデル

新型iPadが発表された。2012年モデルは、ディスプレイの性能向上がすごい、現在普及している一般的なフルHDのディスプレイでは、その解像度が表示できないため、ネットで見る限り、インパクトは少ない、だが多分、実際に見てみると欲しいと思う画質だと思う。ぜんぜん違う画質なのだ。(実際に店頭で見ることをおすすめする)

新型iPad紹介動画ページ
http://www.apple.com/jp/ipad/

従来機種とのスペック比較
engadget:アップル 新 iPad vs iPad 2 詳細比較チャート
http://japanese.engadget.com/2012/03/07/ipad-vs-ipad-2/

違うところだけかいつまんでみる。

 iPad(2011)  iPad(2012)
解像度   1024×768  2048×1536
メモリ   512MB  不明 
CPU   Apple A5(2コア)  Apple A5X(2コア) 
GPU   PowerVR543MP2(2コア)  PowerVR???(4コア)
カメラ   動画/静止画:1280×720   動画 :1920×1080
     静止画:2560×1920
通信機能   GSM,4バンドHSPA  3G,HSPA+,
   or CAMA EV-Do Rev.A  DC-HSPA,4GLTE
Bluetooth   2.1+EDR  4.0
厚さ   8.8mm  9.4m
重さ(WiFi  601g  652g
重さ(3G)  613g  662g
バッテリ   25Wh(9/10時間)  42.5Wh(9/10時間)
価格   34800円(WiFi 16GB)  42800円(WiFi 16GB)
      50800円(WiFi 32GB)
      58800円(WiFi 64GB)

1.2048×1536ドットのディスプレイ

  • 従来のiPadのディスプレイが79万ピクセルに対し、314万ピクセルの画質が何をもたらすかということだが、それを以下に示す。
  • 写真
    • 2倍緻密な写真が見れる。(4:3の写真の場合)
    • フルHDモニタ   :155万画素(1440×1080)
    • 2012年のiPad:314万画素(2048×1536)
    • 大抵の写真は、アスペクト比が4:3であるため、縦方向の解像度に縛られる。よってiPad(2012年)の方が実質的に2倍の表示画素を持つことになる。これは2倍細かく写真が見れるということである。
  • ビデオ
    • 色は美しく、そしてより、緻密(2.7倍)になった。
    • ・DeepColor:よりビット数の多い色深度を表示できる。(10bitガンマ補正?)
    • フルHD:1024×768→1920×1080/30フレーム
  • インターネット
    • 文字が読みやすくなった(画像は12ポイントの文字の表示品質)
    • フォントが判別できるくらいまで画質が向上している。

2.明るく手ブレしにくいカメラ

  • ・高解像度:1280×720ドット→2560×1920ドット
  • 5メガピクセルのセンサ
  • ・明るいレンズ(F値2.4)
  • ・手ぶれ補正機能搭載
  • この3つの機能は通常のデジカメと大して変わらないか劣ると思うかもしれない、しかし、この少なめのセンサー画素数と明るいレンズの組み合わせは、一番いいバランスなのだ。少ない画素数は、感度という点から見ると性能が良い。さらに裏面照射型なので通常のセンサに比べて感度は2倍、この感度の良いセンサとF値2.4の明るいレンズとの組み合わせは、シャッター速度を早くできる上に手ぶれ補正機能も付いているので、よりブレにくく撮りやすい仕様となっている。しかも、このデジカメは、非常に高画質なモニタを持っているため、撮る写真とほぼ同等の画質の映像をモニタしながら写真を撮影することができる。それがiCloudに自動転送されて、共有もバックアップもワイヤレスで自動的に行われるところはさすがはAppleといったところである。撮りやすさ、見やすさ、保存性の全てにおいてよく考えられていると感じる。ビデオもフルHDで撮れるので、メモリ容量は32GB以上が必要と見た。(iPad使っていると音楽や写真やアプリで16GBを軽く使いきってしまうため、フルHDのビデオを録画することを考えたら、32GB以上は欲しいと感じる)

3.ディザリングができるハード仕様
(注1:iPad WiFiは除く 注2:対応するかは日本のキャリア次第)

  • iPadがあると、WiFiルータを買わなくて済むかもしれない、対応するかは日本のキャリア次第だが、その性能は有しているといえる。iPadの大容量バッテリーならでは仕様といえるだろう。(最近、NTTがデータトラフィックの増大により通信事故が頻発しているので、アクセス数が上がるような仕様をさけるかもしれないが...)

4.ボイスタイプが出来る

  • 声でタイピング出来る機能を持っている。ディスプレイキーボードにマイクボタンついており、そのボタンからボイスタイプが出来るようになっている。キーボードのない弱点の一部が緩和されたと感じる。
  • Appleによれば、数週間位以内にSiriが日本語に対応するという。それまでは、機能が限定されているという。このボイスタイプ機能がSiriと連携しているかはわからない。

このiPadは、出版/インターネット、ビデオ、カメラにおいて「使える」仕様になっている。従来のiPadだと、横にして見開き表示にすると潰れて読みにくい文字が出てきてしまったり、ビデオはフルHDが表示出来なかったり、カメラとして使うには解像度が少なかったりと、性能的には中途半端だった。しかし、今度のは、それらがきちんと揃っているところがいい。どんな小さな文字でもキレイに表示できるディスプレイ、フルHDのビデオ、十分な写真画質、性能的に「使える」仕様になっている。それでいて値段は下がっているのでお買い得だ。自分だったら動画撮影に備えて最低32GBモデルというところだろうか?フルHDで撮影できて、その画質のまま、その場で見れるのがいい。