今まで地震について集めてきた情報から、最も有望なもので地震予知を試みてみる。素人がやるものなので、外れたらご愛嬌と言ったところなのだが、これをやろうとしたのは、北海道大学の森谷先生の地震エコーの断片から見た波形パターンから察するに、そろそろ地震が起こる可能性がありそうなので、そのエコーについてまず、説明して、そのエコーの波形から、考えてみたい。本当はこの地震エコーの波形分析は、森谷先生がやるのがベストなのだが、先生は不安を煽るという理由で地震エコーを公開していたページを閉鎖させられてしまっているので、素人の私の出番という心許ない状況になってしまっているというわけです。
- 森谷教授が2012年初頭にM9クラスの巨大地震が房総地区周辺を震源として再来襲すると予報を出したら、不安を煽るという理由で地震エコーのページごと黙らされてしまった。(追記:2012.3.2 22:27)
まず、地震エコーとはなんぞや、という事で以下の動画を見ていただきたい。
地中の地盤に圧力がかかることで発生する静電気によって、いつもより遠くのFM電波を傍受できるようになる。つまり、このいつもと違う異常な電波を探知することで、静電気の発生している場所が特定でき、そこが震源地というわけだ。ということは、複数の観測点を使えば、具体的な震源地の位置が特定できる。
異常電波は、1週間〜1ヶ月続くこともあり、その期間が長いほど、大きな地震となる。地震は異常電波が終了して、10日前後に起こるという。
その実績は、地震をほぼ100%予知できるという事で、この動画の番組中に予測した北海道十勝沖地震も震源は多少ズレているものの、かなりの確度で予測できている。(6分56秒)あたりから、その内容が出てくる。
森谷先生の予測
時期:2008年9月12日まで
場所:青森県東方沖
規模:マグニチュード7
実際におきた地震(動画:11分56秒あたりから)
時期:2008年9月11日 午前9時21分
場所:北海道十勝沖
規模:マグニチュード7
異常電波が止まってから10日前後で地震が起こる。なぜそうなるかという事について、森谷先生の推測では、断層が周りから壊れ始めて、その時、電磁異常が起こるのだけれども、最後に非常に摩擦の大きいところがどうしても残る。コレが最後に力尽きた時に地震が起こる。その時間が10日前後ということらしい。森谷先生いわく、この研究をしているのは自分しかいないので、興味のある人は北海道大学へとの事だった。
森谷先生の地震エコーのデータは、2012年12月30日まである。そのあとのデータは閉鎖させられてしまっていて分からない。そこで断片的な情報からの分析してみる。断片的なので確度は落ちる。ただ、地震エコーが下降局面にある波形が見られるので、その下降パターンを東日本大震災の下降パターンと重ね合わせたものが以下のものである。
地震エコー 想定波形A/B(画像をクリックすると拡大します)
グラフの波形の読み方がわからないので、傾向としてAパターン、Bパターンの二種類を用意してみた。Aパターンは、どうやらハズレのようなので、Bパターンを中心に考えてみる。下降パターンが東日本大震災と同様であればという仮定に基づいて考えると、3月1日に異常電波が傍受されなくなると想定し、そこから10日前後に地震が起こるという事になる。(実測データを伴わないパターン推測でしかないので、確度は下がる)
- 追記:部分的ながら実測値を参考にしている。(エコーが全くなくなっているのが分かる)
- 引用:麒麟地震研究所:2012年3月1日11:00のデータ
- なんとなく、嵐の前の静けさといった感じ...(追記:2012.3.2.22:35)
skymouseの予測(頼りない)
時期:2012年3月12日まで(エコーの下限ピークを下降パターンから推測し10日前後)
場所:茨城〜千葉県沖(最近頻発する地震から起きそうな所を適当に選んでみた)
規模:マグニチュード9以上(エコーの波形の長さが東日本大震災より長いから)
一応、こんな感じで分析してみた。素人仕事だから、外れても文句言わんといて(笑)
自分の予測だけでは、心許ないので、実際の地震が起きる前に観測された気象現象などもセットで予測してみる。つまり、この3月1日〜12日の間に、怪しい地震雲や夕焼けを見たら、要注意ってわけ。
1.血のように赤い夕焼け(東京:2011年7月8日)
- この夕焼けの2日後、7月10日三陸沖でM7.1の地震が起きました。
- 地震:2011年7月10日 9時57分 震源地:三陸沖 地震の規模:M7.1 震源の深さ:10km
- http://tenki.jp/earthquake/detail-6928.html
2.ドスのきいた巨大な筋雲(東京都荒川区上空:2月28日13時頃:地震雲掲示板から引用)
- この雲が出た翌日に千葉県東方沖でM5.8の地震が起きました。
- 地震:2012年2月29日 23時32分 震源地:千葉県東方沖 地震の規模:M5.8 震源の深さ:20km
- http://tenki.jp/earthquake/detail-10091.html
こんな感じの前兆現象をみたら、要注意だと思う。あと、2月28日の深夜、近所で犬が結構吠えてた。犬がキャンキャン吠えるようだったら要注意だ。この文章も犬が吠えていたので、書こうと思っていたくらいだ。そこに地震が来たので、書いてみるかというわけで、この記事になってる。一応、自分の予測信じて、食料と水を備蓄しておこうと思う。あと、放射能対策として、マスク、浄水器、空気清浄機、風向き情報のリンク(このブログの右にあるリンク集)も用意してみた。