SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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「ちはやふる」を見て思った。勝てない戦いと勝てる戦い(脱原発)

ちはやふる」14話を見ていて、才能のある人間と戦う凡人の絶望感というのを久しぶりに感じた。とても勝つ方法が見いだせないほどの圧倒的な力に怖くなる。絶望感にさいなまれる感じ、胃が痛い。凡人の私の周りには、自分よりも遙かに才能のある人間が沢山いたので、私はいつも負けてばかりだった。勝つことは殆ど無い。ただ、負け方にも色々あって、まぁ仕方が無いかと思える負け方と、負けるのだけど、酷い負け方をするときがある。圧倒的な力の差により、勝つ方法が何も見いだせず、ただ絶望のみがあるような戦い。

自分のような弱い奴と戦っても、ハッキリ言って何の足しにもならないのに、なぜ、私と戦うのかよく分からないが、とにかく、私は負けるのだ。まるで、アリが人間に踏み潰されるように負ける。酷いのは、天才という種類の人間との戦いで、とにかく、相手の手は読めないが、自分が極端に負けていることだけは分かるような戦い。やっているだけで絶望するしかない戦い。力のある奴が容赦なく弱者と戦うのは、酷いと思うのだが、とにかく、私はひたすら負ける。気力は序盤で消え去ると言うか、気力を保つのに必要な希望が全く見いだせない。

公平に見ると、ハッキリ言って、力が違いすぎて、どうやって勝つのか分からなくなって混乱する。やるのが嫌になる。率直に言って逃げたい。勝ち目を何も見いだせない。見いだせるとすれば、相手が手加減をしてくれる時だけだろうが、ハッキリ言ってそれも屈辱。勝機という要素がまるでない。それに対して東京電力との戦いは、勝ち目がある。ハッキリ言って勝てる。なぜならば、莫大な額のお金が彼らがから出ていって、彼ら自体が弱っているから。虫の息である。見た目は、マスメディアを札で動かして、生き残っているように見えるが、実際はボロボロ。財務状態がボロボロの今がチャンスであり、勝機がある。絶望することは全くない。この機を見て、徹底的に叩いて滅ぼすのが吉、これによって、日本の腐敗構造の源泉を絶つことが出来る。資本的裏付けを失えば大抵の権力は崩壊する。

天才との全く勝機のない戦いよりも、遙かに容易い戦いが目の前にある。確実に勝てる。正しい選択をすれば、勝てる戦いである。最大のネックなのは、私達自身が勝てる戦いを負けたと思って諦めること。彼らはそれを望んでいる。なぜなら、彼らの勝機はそれしかないからだ。この際、息の根を止めてしまおう。とても容易い。私達が原発にノーといえば、それで決まるのだから。そして、国民の半数以上がそれを願っているのだから。あとは、それを素直に言えばいい。その素直さが私たちの勝機なのだ。そう、あなたが「勝ちたい」(生きたい)と思って、行動すれば、それで勝てる戦いが目の前にある。そうすれば、原発は止まる。