SKY NOTE

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2012.1.5 クジラの座礁やリュウグウノツカイについて分析してみる。

ザトウクジラが海岸で打ち上げられる
子供という弱い個体のみが死ぬ、クジラは群れで生活をしている。故に大人のクジラもいる。大人は大丈夫で子供はダメという状況は何らかの病気、それとも何らかの子供に起因する原因で死んでいる。問題が起きた地点は、海流から想定すると東海沖

リュウグウノツカイが海岸に引き上げられる。
深海で異常が起きている可能性、何かから逃げるように深海から離れ、そして死んでいる。

海で異常が起きて、それがクジラやリュウグウノツカイに影響をあたえるほど大規模であること。共通しているのは東海沖で何かが起き、それが原因で死んだり、逃げたりしている可能性が高い事。しかも、強い個体は生きながらえたと考えられるため、致命的ではない。

深海(水深200m~1000m)に生きているリュウグウノツカイ、水深200m以内を好むザトウクジラ、両方共、影響を受けている。つまり、深海から浅瀬にわたる広範囲に影響が及んでいる。地震が起きる前段階で、地表から大量の電気が発生することは、以前から知られている。よって、膨大な電力が発生して、クジラが死んだと仮定してみるが、クジラほどの大きな魚が死ぬほどの電力であれば、それよりも小さな魚は即死だ。しかし、魚が大量に打ち上げられたという報告は聞いていない。よって、イルカやクジラ特有の要素に起因していると考えてみるとよさそうだ。

Wikipedia:座礁鯨
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A7%E7%A4%81%E9%AF%A8

外的要因

  • 1.餌を追っているうちに、誤って浅瀬に入ってしまった。
  • 2.シャチなどの外敵や、種別の違う他の鯨類のハラスメントから逃れるため、誤って浅瀬に入ってしまった。
  • 3.地震の振動や台風などによる潮流の短期的な変化や、船舶や潜水艦など、海での人の起こす人工的な音や振動など、本来はあり得ない事象に驚き混乱した結果、誤って浅瀬に入ってしまった[1]。意図的にこうした混乱を生じさせて捕獲する漁法としてイルカ追い込み漁も存在する。

内的要因

  • 1.エコーロケーション(超音波探知)が岩場や浅瀬で乱反射や無反射することで、方向感覚を失うことによる。
  • 2.耳腔に何らかの障害が起こり、そのことによる聴覚異常からの超音波探知の混乱や、耳石の異常などからの磁場探知の混乱。
  • 3.地形と磁場の関係から、磁場探知において、磁場の強弱を順に追って移動すると浅瀬にたどり着くことによる。

この中で、最も考えられるのは、外的要因の3の地震の振動に驚いて、誤って浅瀬に入ってしまったと考えると、経験のない未熟な子供のクジラが混乱して打ち上げられてしまったと考えると一応筋が通る。この地震動に驚いたという解釈であればリュウグウノツカイが驚いて浅瀬に出てきてしまうことにも説明がつくのではないかと思う。そう考えると、海底での地震動が活発であることを示していると考えられる。

しかし、他の地域の海底でも地震動は活発に起きているのに、なぜ東海沖なのかという事が説明がつかない。より強力な地震動が発生したと見ることもできるが、それほど強い海底地震が発生しているというデータもない。有るとすれば1月1日のM7の地震に驚いて誤って浅瀬に入ってしまい、死んでしまったと考えるのが妥当かもしれないが、たった1日でそれらのことが起きたと考えるのは、無理がある。ただ、大きな地震の前にクジラが座礁する事例から見て、クジラは大きな地震の前に何らかの異常を感知している。しかし、その感知したデータに従って行動すると浅瀬に入ってしまい、結果として座礁してしまう。そこから、考えられるのは内的要因の3が妥当かもしれない。地震の前兆現象による磁場の混乱が彼らの磁場探知能力を混乱させてしまう。しかし、これだと群れのすべてのクジラが影響をうけることになるが、大人のクジラは経験でそれを乗り切り、子供のクジラは混乱して浅瀬に行ってしまった。時々、子供のクジラが浅瀬に迷い込むことから見ても、それはありうる。ただ、座礁するということになると、恐らくは、探知能力を失っていると見られる。

そこから、消去法で考えた結果、地震の前兆現象によって、海底(水深200m以内で)で何らかの要因で磁場の異常が起きる。それに混乱した子供のザトウクジラが浅瀬に迷い込む、感覚に混乱をきたしているので浅瀬を正確に探知できず、座礁してしまう。恐らく、コレが最も筋が通った説明になると思う。ただ、子供のクジラと、大人のクジラを区別する基準が曖昧で、十分な説得力はないと言えば、ない。コレならば一応説明できる「だろう」というレベルの話。