SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

2012年1月1日の鳥島付近のM7の地震は、大地震の前兆地震かもしれない

今年は初っ端からM7の地震が来たのですが、この地震の前兆となる地震がすでに起きていたのかもしれません。東日本大震災の17日前の2011年2月22日にニュージーランドのクライストチャーチでM6.1の地震がありました。その後、3月11日に東日本大震災が起きています。また、東日本大震災の2日前の3月9日三陸沖でM7.2の地震が起きています。そして、昨日の2012年1月1日の地震の前にもニュージーランドで2011年12月23日にM5.8の地震が起きています。

2011年の東日本大震災の前兆と見られる現象

 2011年
  1月26日:霧島山噴火
  2月22日:ニュージーランド地震(M6.1)
  3月9日:三陸沖(M7.2)
  3月11日:三陸沖(M9)

このことから、どうやら、ニュージーランド付近で大きな地震が起きると、そこから数日から十数日後に日本にも大規模な地震が起こるパターンがありそうです。自分は以前から、去年の2月22日のニュージーランドクライストチャーチで起きた地震東日本大震災に関連性があるかもしれないと思って注視してきたのですが、今回は霧島山が噴火しておらず、それほどのことではないのかもしれないとスルーしていたのですが、昨日の地震で、それは間違っていたのかも...と思い始めました。

 新燃岳霧島山)のリアルタイム動画
 http://www.nhk.or.jp/kagoshima3/shinmoedake/index.html
 
 2011年
  12月23日:ニュージーランド地震(M5.8)
 2012年
  1月1日:鳥島付近で地震(M7.2)

今回の鳥島付近の地震は、M7と結構大きな地震だったのですが、震源が遠い上に深かったため、被害はありませんでしたが、これが前兆地震だとすると、警戒するべき地震であるのかもと思います。東日本大震災3月9日のM7クラスの地震のあとに、M9が来たわけですから、今後、数日から数週間は、警戒を怠るべきではないと自分では思っています。

北海道大学理学研究院 附属地震火山研究観測センターの森谷武男氏が12月から1月の間にM9の地震が起こる可能性があるとホームページで言っていましたが、今回の鳥島付近のM7の地震で、その可能性が濃くなってきたように感じます。少なくとも、地殻活動が活発になっていることは疑いようがありません。残念ながら、森谷氏のページは不安を煽るとして、閉鎖されてしまいましたが、閉鎖するべきではなかったと思います。先生は電磁波の発生パターンから、地震の発生傾向を12月から1月の間にM9の地震が起こる可能性があると予測していました。1月1日の鳥島付近のM7の地震を見れば、不安を煽るという批判が、とんでもない過ちであった可能性も捨て切れません。(事なかれ主義者の根拠のない批判はやめてもらいたいものです)

森谷氏はVHF地震エコーの観測グラフ

この図を見ると、エコーが盛り上がり、下がり始めた所で3.11が起こっているところから、このグラフで電波の下落の谷が生じると予測される12月から1月の間が危険だという話なのだが、昨日のM7の地震から見ると、どうも警戒しておいたほうがよさそうな空気である。どこで地震が起こるのか分からないが、大きな地震の前兆かもしれない。

北海道大学には森谷氏のページを復帰させて欲しい。もしかしたら貴重な予知情報の可能性がある。今回の鳥島付近の地震についても森谷氏の意見を聞いてみたい。自分だったら、こういうパターンがあるというだけでも、現在稼働中の6基の原発は全て停止するべきだと思う。なぜならば、地震はいつ起こるか分からず、しかも、原発は、地震で壊れると大変なことになるという現実からすれば、もはや、原発を運用すること自体が、日本国民の安全保障上のリスクになりかねないからだ。もし、原発がもう一度壊れてしまうと、日本国民の人命、日本経済が破綻することは眼に見えており、どう考えても原子力を続けることは非合理である。経済のために原発を運用するという理屈は、地震が来ても原発が壊れないという前提に立っているが、恐らく、この点が彼らの甘いところだと思う。その原発を作った設計者自体(田中三彦氏、後藤政志氏)が、危ないと言っているのに、どうして、素人である私達が大丈夫だなどといっていられるのか、よく分からない理屈である。彼らの発想は、実際は「起きて欲しくないことは、起きないんだ」という福島第一原発をふっ飛ばした原子力村の安全神話の発想そのものである。その発想により、備えを怠った結果、原発が壊れたという事実を直視できないのは愚かである上に大変迷惑な発想である。