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内部被曝を避けるための食材の選定と、その食べ方について(2011.12.5現在)

内部被ばくを避ける方法〜ベラルーシ共和国汚染地図と心得
http://notaru.com/notaru-life/2011/07/12/4986

上記の記事には、チェルノブイリ原発事故において、放射能汚染されたベラルーシ共和国の保健省放射線医学研究所とベラルーシ共和国赤十字協会中央委員会が放射能被害を最小に抑える心得6項目という内容が紹介されている。

外部被曝を最小にする(汚染された土地に近づかない)
 ① 体外から放射線被ばくする時間を短くする。
   → 汚染地域から避難、疎開することが最善
内部被曝を最小にする(食品の食べ方)
 ② 放射線核種が体内に侵入することを防止する。
   → 食品の除染
 ③ 放射線核種を体内から排出する手段を講じる。
   → ペクチンなど、放射性物質を排出する栄養素を摂取する。
健康状態を維持管理する
 ④ 健康増進のために一般におこなわれている方法を実践する。
   → 栄養バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠
 ⑤ 健康状態を系統的に監視する。
   → 定期的な健康診断(がん検診など)
被曝により、悪化する慢性疾患を治療する。
 ⑥ 放射線被ばくにより経過が悪化するような慢性疾患を治療する。
   → 白血病、ガンの治療をする。

1.繊維質の多い食べ物を食べて、セシウムを排出

  • ペクチンを多く含む食品でオススメなのが、ハネジューメロン。何がいいかというと、外国産だから、放射能汚染の心配はゼロ、安くて量が多いから経済的、ペクチンなど繊維質の多い食物を食べることで胃腸を活発にし、セシウムを体の外へ出すようにする。

2.危ない食物は避ける

  • 残念がら、日本の食品の暫定基準は、チェルノブイリで被害にあったベラルーシ共和国の基準よりも5倍も緩く(ベラルーシ:平均100ベクレル/kg 日本:平均500ベクレル/kg)市場に出ている食品の中に外国の基準ではアウトになってしまうものも入ってしまいます。特に乳児の基準は厳しく37ベクレル/kgなので、この基準に対してアウトな食品も残念ながら、日本の食品にはあります。よって、日本の基準が外国並みに厳しくならない限りは、消費者は危ない食物は選別して買わないといけません。
  • 危険なのは、福島県の近く、室内ではなく、外で栽培されているキノコ。一般的に室内で作られているものは比較的安全な数値です。
  • 福島県の周辺県の川魚、これは、雨などで汚染された泥が川に流れ込むためと見られ、その濃縮された汚染水の中に住んでいる川魚でウグイなどは、11月27日にセシウム137が300ベクレル/kg以上(367bq/kg)のものが見受けられ危険です。釣りに行っても、釣った魚は食べてはいけません。ただし、同じ地域でも養殖魚は、汚染されていないようです。これは養殖物と川魚の水源の違いによるものと見られます。海産物だと、大抵は、水底近くに住んでいる魚が問題で、最近では、福島県広野町アカエイセシウム137:140bq/kg(非流通品:2011.10.19)のものが見受けられました。福島県産でヒラメ、カレイなど水底にいる魚で、最近では、アカシタビラメで100bq/kgの超えるものが見受けられます。大体が福島産であり、流通品ではありません。問題なのは、ほとんど福島県の泥の近くにいる種類のものです。他の地域に広がっているのは、川魚など、周辺河川から放射能が濃縮する場所に住んでいる魚に汚染度が高いものが見受けられます。(川魚には群馬や栃木にも高い数値のものが見られる。アユなんかにその傾向があるが、養殖物のアユは、ほとんどがNDなので、これは水源の違いによるものと考えられる)貝類はあわびに比較的に高い数値(80〜90bq/kg)のものが8月辺りにあったが、10月になると20〜.30くらいに下がっている。これも問題なのは福島県産がほとんど。福島県産のウニは6月2日にセシウム137が640bq/kgを記録している。北海道は50未満となっていて、要するに福島県の泥の近くにいる魚や貝に悪い数値が集中しています。庶民の魚、カタクチイワシは、ほとんどが非常に低く、7月あたりをピークに(福島県85bq/kg)今は、千葉産が0.9bq/kgと非常に低い数値となっています。逆に大型魚のカツオは、6月あたりはNDだったのが、徐々に上がりはじめ、7bq/kgとなっています。どうやら、汚染された小型魚を食べた結果のようです。福島県のシロメバル(非流通品 520bq/kg 2011.11.29)に高い数値のものが集中しています。
  • 魚は沢山あるので、数値を全部調べることは出来なかったのですが、傾向としては、福島県周辺の水底の泥の近くに住んでいる魚や貝、放射能汚染水が集中する河川の川魚といったところに汚染数値の高い魚が見受けられます。小型魚のピークは、どうやら7月くらいだったようにも見え、大型魚のピークは、その後に続いているように見えます。
  • 大抵、悪い数値の食品は、500bq/kg以下でも流通していないことが多く、要するに暫定基準そのものが基準として信頼されていないことが伺えます。ですので、国は速やかに「正式な基準」を設定し、そして、放射能の数値表示基準も曖昧な数字ではなく明確な絶対値で表記するように義務付けるべきだと思います。(要するに現状に合わせろってことですね)
  • 今日はデータをたくさん見て疲れましたので、これで終わりです。中途半端ですいません。食品について、心配な数値があったら、このブログの右はじに、数値が公表されているサイトのリンクがありますので、それを見て、確認してみてください。