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Apple,3Dマッピング技術のC3テクノロジーを買収

WIRED「Google Maps」も真っ青?- アップル、3Dマッピング技術のC3テクノロジーを買収

この間、CEATECの三菱ブースで飛行機からレーザーで3D測量をすると高さの誤差数十センチ程度の立体データが取れると聞いて、それはすごいと思ったのだが、そういうデータをC3テクノロジーという会社は、リアルな3Dマップとして生成する技術を持っていて、その会社をAppleが買収し、すでにAppleiOS部門で、彼らは働いているらしい。もしかしたら、Google Mapを凌駕する3DマップをAppleがサービスとして展開する可能性が高い。地図が立体になると何がすごいのかというと、現在、Googleがやっているストリートビューがあるが、あれは、移動するときに若干不自然な映像になってしまう。完璧な3Dデータではなく、2Dのデータを無理矢理、つなぎあわせているにすぎないからだ。しかし、これを完全な3Dマップにすると、まるで、そこにいるかのようにスムーズに移動できる。道案内も3Dでリアルに出来れば、GPSのデータと3Dマップを照合すれば、かなり直感的な地図になるはずだ。自分的に面白いのは、完全な3Dであれば、立体視が出来るということだ。2012年か2013年のiMacあたりが、3Dディスプレイになっていて、この立体で出来た地図を自由に歩き回ることができるとなったら面白い。見知らぬ街でも3D地図で歩いたところならば、まるでよく知っている場所のように歩けたりするのかもしれない。あるいは、3D立体都市の中で広告サービスも出来るかもしれない。リアルとバーチャルの融合した町があって、リアル店舗の宣伝、あるいは、販売そのものもやってしまう。つまり、町がもう一つで来てしまう。iMacのディスプレイの向こう側に、もう一つの東京があるみたいな感じになるとしたら面白いではないか。

単に地図としてではなく、都市として機能できる構造、それにFacebookのような実名ベースのソーシャルネットワークが融合すると、都市のコピーができてしまう。その中で、話をしたり、仕事をしたりする世の中が、もうそこまで来ているのかもしれない。もし、そんなものが出来たら、ジョブスにプレゼンをして欲しかったのだが、もはや彼はいない...残念だ。彼だったら、どうやってプレゼンしただろうか?

未来の会話では、こういう会話があるかもしれない。「リアルで会うか、バーチャルで合うか、どっちにする?」「バーチャル東京の...どこそこ」みたいな会話が出てくるかもしれない。これがね。Appleが開発していると言われているiTVの機能の1つとして出てくるとすごいと思うんだ。iTVは3D立体視もできて、リモコンはマイクを搭載していて、タッチパネルで自分のアバターを動かしながら、会話をする。都市を再定義してしまうと思うんだなコレが。ソニーの立体都市、Homeを見ていて思ったのは、都市のデータが少なすぎて、ガッカリした。それは多分、データを手作業で作らなければいけないからなんだな。だけど、既存の町のデータから空間を自動生成できて、それをソーシャル技術で個別に人々が簡単にスペースに手を加えられるようになったら、自然に巨大な町が出来上がる。今回のニュースは、そういう可能性を感じた。未来が近づいてきていると感じる。