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SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Web3.0とiPhone 4S

未来 Mac

WIRED:Web 3.0は、セマンテック+モバイル

Web 2.0が普及してから久しい、今回はWeb 3.0について考えてみる。まず、Web 2.0から見ていく、Web 2.0が普及したのは、Javaが実用となるスピードになったことによりGoogle MapやGoogle Documentなどの便利なアプリケーションがウェブ上で無料で提供された事が大きいだろう。これにより、ホームページやメール中心だった世界がガラリと変わり、インターネットがアプリケーションの役割を果たし始めた。つまり、Web 2.0をざっくり言うと、ウェブ上でアプリケーションが実行できるようになったと言える。このWeb 2.0によるアプリケーション革命により、Microsoftのプレゼンスは下がり、GoogleAppleが台頭した。

それに対し、Web 3.0は、ヒューマンインターフェースの革命が起きようとしている。セマンティックと音声認識AIである。これはタブレットスマートフォンなどのモバイル機器の普及が影響している。これらの機器にはキーボードがない。あったとしても十分なものではない。よって、声で命令できれば便利ということで、音声認識AIが注目されるようになった。iPhone 4SのSiriなどが具体的な事例といえるだろう。

 Siriのデモ動画
 

このデモ動画を見ると、声で命令するとそれにAIが答えている様子が見て取れる。このAIの仕組みは、音声認識によって、音声を文章に直し、その文章の意味を解析して、必要な情報をセマンティック形式(5W1H形式:いつ、どこで、なにが、だれが、どのように、どれくらい)の検索エンジンでサーチして、結果を文章に起こして、それをコンピューターが読み取って返事をする。セマンティック検索は20年以上前から提唱されており、初期の頃のものは、まだ現在のようなウェブブラウザの普及していない1990年のGeneral MagicのAgent技術、TeleScriptにその萌芽があったが、当時としては進みすぎたコンセプトであり、全く理解されなかった。

  • 資料:ASCII用語辞典:TeleScript
  • このモノクロの地味な画面にアドレス帳(Who)時計(When)などセマンティック的な要素が散りばめられているが、当時はその意味を理解している人はほとんどいなかった。

しかし、上記のSiriの動画を見ると分かる通り、音声認識とAIの組み合わせで、まるでSF映画の「2001年宇宙の旅」のHAL9000と話しているかのような素晴らしいものとなっている。いかに表現力というものが先進的な技術に必要かを物語っている。Web 3.0による革命は、声による革命である。バックトゥーザフューチャーの未来のテレビは声でチャンネルが選択できるようになっていたが、あれが恐らくは、AppleTVやGoogleTVに採用されるだろう。つまり、言葉という非常にポピュラーなインターフェースでコンピューターが操作できるという事が革命を起こす。恐らくテレビのリモコンが赤外線からBluetoothになり、マイクが搭載されるのは時間の問題だろう。そして、言葉で命令すると、必要な情報がテレビ画面に現れるのだ。だから、未来のテレビのリモコンはもしかしたら、ボタンがなくなっているかもしれない。タッチセンサとマイクしかないかもしれない。コレによって生じる世界の変化は、何かというと、言葉で命令できるので、誰もが非常に手軽に使えるわけだ。難しいボタン操作をしなくていいので非常にシンプルに使えるコンピューターとなる。iPhone 4SのSiriは、その革命の始まりと言える。そして、それがWeb 3.0の始まりなのだ。それは2001年宇宙の旅HAL9000やバックトゥーザーフューチャーのテレビの様な映画の世界の話に極めて近い世界となる事を意味している。Web 3.0は、そういうフィクションの世界がリアルになるとも言えるのかもしれない。ある意味、技術というのは、操作がシンプルになればなるほど、世の中を変えるパワーが高まるといえる。Web 3.0は、そういう意味で革命的だ。

Web 3.0は、アプリケーションからインテリジェンスへと向かうだろう。人の言葉を理解し、どれだけの要望に答えることが出来るかということが、Web 3.0時代の競争軸になると思う。

 ハクション大魔王(Web 3.0とは、まぁハクション大魔王みたいなものなのだ)
 
 ちなみに自分は学生時代、微妙にハクション大魔王に似ていると言われた。
 「呼ばれて出てきてジャジャジャーン!」ってな感じ?
 
 

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