SKY NOTE

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水槽復活計画

3.11の時に、水槽の水があふれたので、危険だという事で水が抜かれ、閑散としていたのですが、このほど水の量を減らして、復活する事にしました。というのは、水がないと殺風景なので、もうちょっと、潤いのある風景が欲しいという事になったからです。私は、基本的にものぐさなので、水槽内に生態系を再現する事により、ろ過装置などを使わないバランスドアクアリウム派です。水換えが面倒くさいものぐさとも言う…

1.納豆菌ブロックで亜硝酸塩を分解(水換えとフィルター交換が面倒 & 節電)

  • 今回は新兵器を導入する事にした。それは納豆菌ブロック、以前テレビを見ていて、亜硝酸塩を分解するという事で飛びついた。前の水槽ではコケは生えなかったものの、恐らくは、PHは酸性になっていたと思う。水が透明なのにカーディナルテトラがバタバタ死んでった。この酸性をアルカリ性にするためには、水に溶け出している亜硝酸塩を分解してくれるバクテリアが必要なのだが、それが納豆菌というわけだ。早速、通信販売で買って、試してみる事にした。こういうものに弱い自分。納豆菌のブロックは1日水に浸けておいて、その水を後で捨てろという事なのでバケツに水を入れて沈めておいた。しかし、熱帯魚のウェブページを見ていると、塩素でバクテリアが死ぬという記事を読んで、慌てて、納豆菌ブロックを浄水器を通した塩素のない水でひたし直した。この事に気付いたのが塩素たっぷりの普通の水道水に入れてから8時間後...最初から失敗している間抜け...と思いつつも、一応バクテリアだから、死んでも生き残った奴が増えるのも早いだろうと考え直す。ちなみにこの納豆菌、気温は10度以下になると活動が停止してしまうらしい、そして、酸素が好きという事なので植物もきちんと育てないといけない。だから、ライトをきちんと照らして植物が光合成してくれないと、水がきちんと浄化されない。水温は、室温に左右されるのだが、基本的に東京は暖かいので室温が10度以下になるという事はめったにない。家は省エネエアコンを入れたから尚のことだ。熱帯魚屋の定休日が終わったら水作りを万端に整えた水槽が待っているといったところ。

2.熱帯魚→金魚へ(停電でヒーターが止まってしまうかもしれないから & 節電)

  • あと、地震で停電になってヒーターが止まってしまうかもしれないので、今回は熱帯魚ではなく金魚にする予定。しかし、近くの熱帯魚屋が定休日だった。うぬぬ...新兵器を導入したのに、こしゃくな。と思いつつ、水を楽しそうに作っている自分がいる。

3.水槽の水位は、地震で溢れないように低く(10cm程度開けてみた)

  • 地震で水槽の水があふれたので、水槽の上部から10cm程度余裕を持って水面を設定する予定。

4.金魚を買うときの注意(ヤワな水草はダメ、エビも小魚も金魚が食べちゃう)

5.金魚のカラーバリエーション

  • 友達のいない私の目下のところの友達は、この金魚になる予定。魚の量は少なめ、60cm水槽に琉金3匹を予定している。黒い出目金と、赤い琉金、赤白の琉金の3匹を予定。やはり、色を変えてバリエーションを持たせることで、それぞれが引き立つ形にしたい。

6.リラックスできるものは体にもいい。

  • デブ金魚は、見ていて愛嬌があるので好きだ。小さい熱帯魚と一緒に入れると食っちまうので凶暴だが、今回は、金魚のみなので、それもない。当初、カメも一緒に買おうと思ったが、カメが金魚を攻撃することもたまにあるということなのでやめた。カメも結構、愛嬌があるので好きなのだが、今回は手軽な金魚にすることにした。ペットがいるとね。リラックスできるからいい。風邪の予防にもストレスを溜めない事が抵抗力を高めることにもなるとの事なので、愛嬌のあるデブ金魚はうってつけなのだ。デブ猫でも、カメでもいいが、一番手間がかからないのは金魚なのだ。

7.バランスドアクアリウム

 

  • エコバイオブロック(自分が買った奴:1480円+送料600円 合計2080円なり)
  • エコバイオブロック アウトレット

    エコバイオブロック アウトレット
    価格:1,480円(税込、送料別)

  • うまく水をきれいにしてくれるとありがたい。
  • バランスドアクアリウムをやっていて面白いのは、環境問題に通じる所である。魚を増やしすぎたり、エサを多くやりすぎれば、汚染を環境が浄化できなくなり、水質が悪化し、魚が死ぬ。これは、地球という水槽に住む人間にだって言えることだし、要するに単にエサを増やせばいいだけでなく、廃棄物の処理がきちんと循環するような仕組みを整える事が大切。人工的にそれをやろうとすると大変。しかし、ろ過システムを使わず蛍光灯の光だけで生物循環するようにすれば、水換えの手間も、フィルターの掃除もせず、何年も魚が生き続ける。それがバランスドアクアリウム。調和をきちんと保てるように設計すれば、余分なエネルギーを最小に抑えて、環境が保全され、魚の生存環境が維持される。生物循環が必要なことをすべてやってくれる。

8.バランスドアクアリウム的視点から見たエネルギー問題

  • だから、原子力などという生物循環とそぐわないか、破壊するようなシステムは、バランスドアクアリウム的に言うといらない。循環システムそのものに致命的なダメージを与える様なものは、排除しないといけない。バランスドアクアリウムでは、廃棄物を減らすために多すぎるエサは避ける。これと同じように、環境を保全するためには廃棄物が処理できて、生態系にダメージを与えないことが大前提、原子力はそのいずれも満たしていない。故にバランスドアクアリウム的には、排除の対象になる。重要なのは、餌の量を減らし、魚の量を調整し、調整によって環境が支えられる循環能力を最大化する中で、生存環境を快適に保つ。それがバランスドアクアリウム的発想。人類もまた同じ。そう考えると、二酸化炭素の問題だって、解決しなければならない。循環サイクルを適切に行い変化しないようにするのが重要なのだ。変化すると、その変化が循環システムを連鎖的に破綻させてしまう。
  • だから、バランスドアクアリウム的発想では、廃棄物を処理できない原発は排除の対象。二酸化炭素も循環させて自然が処理できるレベルに抑える。そうして、環境が変化しないようにすることを徹底する。バランスドアクアリウムをやっていると、環境のことがよくわかる。そういう意味で原発推進派の人にバランスドアクアリウムをやってほしいものである。バランスドアクアリウムをやっていると、生物は、循環の輪の中でしか生きられない事がわかる。その輪が途切れるとたちまち死滅する。生きるというのは、その輪の中をグルグル回っていることなのだということが、水槽を見ていて思う。