SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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Steve Jobs 氏 死去(2011.10.5:アメリカ時間)

変な夢を見た

  • 今日、変な夢をみた。駅で、目的地へ行くための路線があるのだかけど、なかなか必要な目的地にたどり着く路線が見つからない。仕方なく駅から出て高台にある立派な建物に入ろうとした。その建物の玄関は、巨大な回転ドアがあり、危険で入りにくかったので裏口から入っていった。建物の中を上がって行くと、とても豪華な建物で、高台にあるので下にある町を見下ろせた。するといきなり、遠くの下の街で爆発音がし、巨大なきのこ雲が上がった。そして、その黒雲が風に煽られて私の方に向いたと思うと、ふっと、そこから去っていった。私は、この黒雲に放射能が含まれていないか心配だったが、風に煽られて消えたのでホッとしたのだった。

ジョブス死去の訃報

心にぽっかり開くが、意外と静かなショックだった

  • せめて伝記が発売されてからと思っていたが、間に合わなかった。予想していたとはいえ、ショックだ。ただ、このショックは静かなものだった。自分でも不思議なくらいに。きっと、これは後でじわじわと来るのだろう。

イノベーターだったジョブス

  • 思えば、革新という大変な仕事を彼一人に押し付けてしまったと感じる。これからは、私達がその偉業を引き継ぐ番だと感じた。彼は勇気を持って過去を切り捨てた。それ故に今の進歩があるのであり、それがなかったら今ほど社会は変わっていなかっただろう。彼の人生は波乱万丈であったが、有意義なものであったと思う。彼が決断をするとき、人々は彼を独裁者だといった。だが、後から考えてみると、それは先見の明があったと言わざる負えない。つまり、彼は独裁者ではなく革新者だったのだ。革新者であるがゆえに孤立し、同時にその革新を推し進めるためには、周囲という過去をすべて否定しなければいけなかった。それが独裁的に見えた。だが、現実は彼は独裁者ではなくイノベーター(革新者)だった。

彼は独裁者ではなく革新者だった。

  • 革新者と独裁者の違いは、その死に方にある。独裁者が死ぬと大抵、人々は歓喜する。だが革新者が亡くなると、人々は悲しみに暮れる。それは、人から多くを奪った者と与えた者の違いである。だから、独裁者と革新者は違うのだ。独裁者が独裁者と呼ばれるのは、自分のために人を裁くから独裁者と呼ばれるのである。他者のために反対者を押し切るのはイノベーター(革新者)と呼ばれる。どちらも周囲を否定するが、これを混同してはいけない。要するに独裁という言葉には独り善がりというニュアンスも含まれている。だが、多くの人々が後から考えて、ジョブスの決断を独裁だと思うかと聞いたら、恐らく、独裁ではなく英断だったと言うだろう。そう彼の決断は独裁ではなく、英断だったのだ。だから、彼は独裁者ではなくイノベーター(革新者)なのだ。

彼によって世界は変わった

  • 新しいことは、最初のうちは、どうしても多数派を形成できない、なぜなら、それを示す実績も経験も無いからだ。よく日本で、実績や経験が重要視されるけど、それは結局、過去に縛られている事でもある。そういう過去の呪縛を一気に塗り替える人がスティーブ・ジョブスだった。彼のお陰で新しい時代がずっと早く私たちの手元に届いたといえる。その証拠に、彼はApple社を創設し、コンピューターを誰もが買える値段で普及させ、パーソナルコンピューターというジャンルを生み出した。その後、GUIを採用したMacintoshを世に出しコンピューターを誰もが使えるものにした。その後に作ったNeXTからは、今につながるウェブブラウザが生まれた。その結果、現在ではインターネットが世界中に普及し、最近ではアラブの春の原動力となった。なんと、彼の革新は巡り巡って、中東の独裁者を民衆デモで倒してしまった。このことから、彼の偉業を振り返ると世界は変えられるのだと私達に教えてくれる。そう、世界は変えられるのだ。彼と彼を信じる人達によって世界は変わった。これだけは言える。
  • 彼によって世界は変わった。彼がAppleに戻って最初に打ち出したキャンペーン「Think different」の映像の中に彼自身が入る事になるだろう。文字通り彼の存在は「Think different」だった...
  • Think different(ナレーションはジョブス本人)

クレイジーな人たちに乾杯。はみ出し者。反逆者。トラブルメーカー。不適応者。人と違う見方をする人。彼らはルールを好まない。彼らは既成概念を尊重しない。彼らを引用することも、彼らに反対することも、賛美することも、中傷することもできる。唯一できないのは、彼らを無視すること。なぜなら彼らは物事を変えるからだ。彼らは人類を前進させる。そして、彼らをクレイジーだと思う人もいるだろうが、われわれは天才だと思う。それは、世界を変えることができる思うほどクレイジーな人は、それができる人だから。


さようならスティーブ!! そして、ありがとう。