SKY NOTE

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勝敗よりも、何が正しいかが重要

アメリカの女性は、男の子をこう教育するという
「弱者を救わない男はクズ」
...と、この価値観は、勝敗よりも、正しさを追求しないものはクズだと評価している。

逆に日本の女性はこう教育する。
「弱者がいじめられてても巻き添えにならないように避ける」
これが日本の女性の教育方針である。これは正しさよりも勝敗を重んじる発想だ。

さて、どちらが正しいかというと、圧倒的にアメリカの女性が正しい。なぜならば、人間が進歩したのは、理想を追求した結果であり、弱肉強食の結果ではないからだ。そういう意味では日本の女性の教育方針は原始的であり、アメリカの女性は進歩的である。

日本の女性が自分の周りの枠内での継続や安定を望むのに対し、アメリカの女性は社会全体の改革と変化を望んでいる。その結果は、勝敗にこだわり、新しいことに挑戦しない旧態依然とした日本社会と、正しさにこだわり、それ相応に進歩しているアメリカ社会にその違いを見ることが出来る。

日本の女性の教育方針では、弱者は、ずっといじめられ続ける。悪い状況が永続する。アメリカの女性の教育方針では、弱者は救われる。どちらが希望が持てる社会だろうか?教育方針として勝敗よりも正しさを追求することを教えるのは、弱肉強食の価値観よりも、人としての優しさを教えていると思う。

一見、勝ち負けにこだわっている日本女性のほうが現実的だと思うかもしれないが、それは小局では正しいように見えても、大局的には弱者を救わない社会は、強者の横暴を許す社会であり、結果として暴力を是認する社会であり、その結果としては、弱者により多くの負担を強いる社会となっている。その証拠に日本人は10万人に24人が自殺しているが、アメリカだと11人と半数以下である。アメリカのほうが貧富の差が大きいのに、自殺者は日本の方が2倍以上も多いのである。

これは、日本女性のこどもに対する教育の結果といえる。絶望するしかない発想を子供に植えつけ、そして、死においやっている。つまり、日本女性の教育方針は呪いと同じである。その発想に救いがないからこそ、人は絶望するしかないのだ。故に日本女性の発想は根本的に間違っている。人が生きるための哲学として根本的に間違っているのだ。
 
社会の進歩という視点から言っても、勝敗にこだわるのは間違っている。なぜならば、新しいことは常にマイナーであり、マイナーであるからこそ、メジャーな多数派に負ける可能性が高い。故にマイナーという弱者を否定するという姿勢は、それすなわち、社会の進歩を妨げる発想であり、その進歩のない社会はいずれ社会全体を敗北に導く結果となる。事実日本はそうなっている。つまり、小局的な勝敗にこだわるあまり、進歩を阻害し、それが大局的な勝敗において敗北をする結果となりえるのである。

とにかく未来については、誰しも勝つか負けるか分からないのだから、常に多数派に付いていると、結果的には、旧態依然としたものが選択される。しかし、それが結果としては、競争社会においては、ボトルネックとなり、全体として敗北を導く。故に日本の女性の価値観は、敗者の価値観であり、負け犬の哲学なのだ。社会全体という視野で見ると、そうなる。そういう視野を持っていないと、最後に負ける哲学を子供に刷り込み、その結果として社会が衰退するという結果となる。

だから昔の人は、こういった。「寄らば大樹の陰」といって、メジャーなものに寄りかかろうとする人間を否定した。なぜならば、そういう発想は社会全体の進歩を妨げ、結果としては、自分自身の首を絞める結果となることを経験則的に知っていたからである。進歩のない社会は、結果として適応競争に敗れる。つまり、負けるということだ。皮肉なことに小さな勝敗にこだわるあまり、大きな事で負ける。日本の女性の教育方針では、小さなコップの中では勝てても、大きな海の上では負けるといったところなのだ。
 
小さなことよりも大きなことが重要ならば、小さな勝敗よりも大きな正しさを追求するべき。それが最終的には社会全体で勝つことになる。
 
映画「Giant」の名シーン

  • 黒人差別が残っていた時代、黒人の家族が白人向けレストランに入って、店主が追いだそうとすると、白人の男がそれに抗議して殴り合いになる。しかし、店主に逆にフルボッコにされて負ける。しかし、その男の妻は、その負けた男を「今まででこれほど誇らしいと思ったことはない」と言って夫を賞賛する。(1956年制作:この作品の撮影後ジェームス・ディーンが自動車事故で亡くなり彼の遺作となる)
  • この映画の53年後、アメリカは、黒人大統領が誕生する。しかして、日本は未だに国民に背を向けた大本営発表をするマスコミがあり、未だに彼らの情報操作を許している。日本が革新できないのは、勝敗よりも正義を重んじる価値観が欠落しているからだと私は思う。結局のところ、最初は負けても、最後に勝つことが大事。最初から負けると考えて多数派にばかりつくような根性では、物事は変えられない。正しいと信じたことを続けていく内に、皆がそれに寄り添って、束となっていく過程で、勝てる条件が整っていく、それが歴史から見た改革の流れであり、最初はマイナーでも正しいと信じて頑張ることが大事なのだ。そういうことが頑張れないのでいると、物事は変えられないし、変えられなかったあとに残るのは没落なのである。それが歴史が伝える真実である。
  • 映画:Giant (1956年作:Amazonのコメントを読めば、この作品が名作だと分かる)
  • 残念ながら、中古しかなく、古い作品によくある格安バージョンがない。格安バージョンで復刻するかBlu-rayで復刻して欲しい作品。ジェームス・ディーンの遺作だしね。
  • 中古があまりにも高いのでレンタルを探してみた。
  • 楽天レンタル:ジャイアンツ
  • 楽天レンタルは50円と書いてあるが、送料が別途300円かかる(1〜7枚)ので注意
  • 大抵の宅配レンタルには別途300円程度の送料がかかる。
  • 名作なので大抵のレンタルショップでは旧作として借りれると思う。結構長い映画だけど、映画らしい映画なのでオススメ。