SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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飽きっぽい自分のタスクのこなし方

一つのことをしていると飽きてしまうと言うか、疲れてしまうので、そういう飽きっぽい自分が真面目にタスクに取り組めるようにするには、どうすればいいのか考えてみた。つまり、一つのことだから飽きてしまうのだ。2つにすればいいのである。これを思いついたのは、キッチンで洗い物をしている時だった。キッチンの洗い物は複数のことを同時にやる。例えば、洗う、すすぐ、ふきんで拭く、戸棚にしまう。これらの別々のタスクをいかに素早く効率的にやるということ、そして同時に夜食のラーメンも同時に作ってしまうとか、そういうやり方のほうが自分的には楽しいのである。

一つの本を読んでいると、内容がつまらなかったり単調だと飽きてくるし、首や腰が痛くなってくる。そこで、飽きたら別の有意義なことをするために予めやるべき仕事を2つ用意しておく、1つ目が飽きたら、2つ目をやり、2つ目が飽きたら1つ目に戻る。このやり方を私はサンドイッチタスクと名付けた。サンドイッチというのは、具にバラエティがあるからうまいのである。単調な仕事を楽しくするのは、複数の仕事をサンドイッチのように挟み込み、バラエティをもたらすこと飽きないようにする。脳は変化を好む、変化をサンドイッチの様にタスクを組むことで起こし、飽きないようにする。結果として、脳は仕事を飽きないで継続することが出来る。

やることは沢山あるので、その中から2つ選んで短時間のうちに交互に飽きたら交換みたいにやるといいと感じた。私は昔からこういうやり方のほうが効率が良かった。子供の頃の勉強もコタツでテレビを見ながらやるのが一番効率が良かった。つまらなくなったらテレビを見て気分転換をし、気分が戻ったら勉強みたいにやっている方が良かった。そういう気楽な勉強の仕方をしていたら、義姉が、勉強は机でやるものと言って私をコタツから追い出してしまった。結果としてどうなったか、私の成績はガタ落ちした。だから私は義姉のような、形式で物事を考える人間は嫌いである。要するに他人を型にはめてダメにするタイプの人だ。義姉はそういう自分を偉いと思っているのだろうが、単なる教条主義の馬鹿である。義姉のような人間のやり方は、私にとっては酷く効率が悪いのである。

一見、見栄えが悪くとも、その人にあったやり方が一番なのである。このサンドイッチタスクも散漫に見られるだろうが、複数のタスクを時分割してストライプ状に混ぜあわせているだけで、一つのことを継続しているのには変わらない。これは脳が変化を好むという特徴を利用した非常に合理的な方法である。変化を起こしてストレスを軽減する。キッチンの洗い物と同じである。変化があると楽しいのだ。このアイディアを考えるきっかけになったのは、一冊の単調な本を読んでいる時だった。あまりにもどうでもよく、同じ事を細密かつ緻密に説明する本を読むと、著者が女性なのだと分かる。しかも、科学者的な目線で説明している。だからまじめに読むのだが、読んでいると飽きてくる。そういう本を読んでいて、同じで単調であることがいかにつまらないのかということを思い知らされ、その結果、単調な世界を複数の別の世界と組み合わせることで変化を生み出し楽しくすることが結果的に継続を生むという結論に至った。つまり、この本を読破するのには、そういう工夫がないと読めないと観念したのである。

基本的に、私は女性の緻密かつ細密かつ、どうでもいいことにこだわる性格は、どうにも好きになれないと言うか、むしろ嫌いである。だがそういう嫌いな物もまじめに読もうのとするのは、それは科学的で客観的な姿勢で書かれているからであり、それを読む価値があると思うからである。だけど心情的には嫌いである。このギャップを埋めるために、とにかくピーマンを細かく刻んで食べるみたいな事をしないといけないわけである。でも、結構、そういうことが効果があったりする。それを不真面目だと言おうが、何だろうが、関係ない。それで結果が出せるのならば、それは合理的なのである。テレビを見ながら勉強するのと同じように。