SKY NOTE

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ソニーが3D双眼鏡型ビデオカメラを発表

SONY DEV-3(写真をクリックすると拡大します)

久しぶりにソニーらしい製品が出てきました。下位機種のDEV-3で1400ドル(107800円:77円/ドル)〜上位機種のDEV-5で2000ドル(154000円:77円/ドル)と高価な製品なので自分的にはスルーですが、良い方向性です。この調子で新しいものをだせばいいのです。できれば、このタイプの製品で、5万円以下の製品が作れればいいのですが、それは将来に期待しましょう。

双眼鏡3Dビデオカメラのいいところは、ファインダーにあると言えるでしょう。大抵の3D対応デジタルカメラは、3Dで録画できても、撮った3D映像を確認することができませんが、これの場合できますね。まず、そこがいいです。他と違います。値段は10万円を切ることができませんでしたが最初の製品としては及第点と言えるでしょう。もう少し、製品的にチープでもいいので、このタイプの製品で安い製品を作るべきだと思います。



デザインは、軍事用に使われそうないかついデザインですが、今は、それでいいです。もっとスマートでコンパクトな奴を次の製品に期待します。さてスペックを見てみましょう。
 
記録フォーマット:AVCHD format Ver.2.0
動画の最大解像度:3D:1920×1080 60i(インターレースなのは残念)
         2D:1920×1080 60p
静止画の解像度 :710万画素(3D写真が撮れる)
         3072x2304:(4:3)
         3072x1728:(16:9)
         1600x1200:(4:3)
         640x480(4:3)
音声      :ステレオ録音
記録時間    :2D時:3時間5分(NP-FV70:標準バッテリ)
             6時間10分(NP-FV100:オプションのバッテリ)
         3D時:2時間40分(NP-FV70)
             5時間20分(NP-FV100)
再生時間    :2D時:4時間50分(NP-FV70)
             9時間40分(NP-FV100)
         3D時:4時間20分(NP-FV70)
             8時間35分(NP-FV100)
レンズ     :Dual G Lens F1.8 - F3.4(3D:光学5.4倍|2D:光学10倍 )
デジタルズーム :DEV-5のみ20倍デジタルズームに対応
手ブレ補正   :光学手ブレ補正(ソニーのデジカメに搭載されているものと同じ)
イメージセンサ :裏面照射型CMOS 1/4×2
記憶メモリ   :32GB
GPS     :DEV-5のみ|DEV-3なし
インターフェース:HDMI/コンポーネントビデオアウト
         コンポジット/S端子
         USB2 Type A , mini-AB/USB2.0 Hi-speed
         ヘッドフォン端子(ステレオミニジャック)|マイク入力
         電源端子
メディア     メモリスティックDuo | SD/SDHC/SDXC
重量      :1.2kg(ちょっと重いな...半分ぐらいにして欲しい)
サイズ     :219mm(W) x 155(H)mm x 88 mm(D)

ざっとみると、1.2kgと結構重たいですが、その分だけバッテリー持続時間は3D撮影時、2時間40分と十分あります。3Dは遠景は視差が生じず、あまり立体感がないので、近くのものを撮るのに向いているのですが、この大きさと重さは、それに対して大きすぎますね。コンパクトな製品を次期製品には望みます。ファインダーの目の間隔はダイヤルで調整できるようになっています。インターフェースは充実しています。気になったのが3D撮影時が60フレームインターレースと言うのは残念。プログレッシブであって欲しかった。不満な箇所はありますが、久しぶりにソニーらしい製品です。こういう製品を出してこそソニーなのです。そういう意味で「お帰りソニー」と言いたいです。

 Do Sony?
 YES!

という感じのハード。やっとという感じです。あとは、タブレットAVCHDで記録された動画を無線LANで飛ばしてみるとか、そういう事が出来たらもっと良かった。新しい事、他と違う事、そういう事をやってこそソニーです。最近のソニーの製品は、どれを見ても他と同じようにしか見えないのですが、これは違う。ハッキリと違う。こういうものを作ってこそ、ソニーだと思う。やっと、「らしく」なってきたと感じる。いいことだ。