SKY NOTE

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アナログテレビの電波帯域をWRAN(IEEE-802.22)へ

IEEE、ホワイトスペース利用の新標準規格を公開、半径100kmで最大22Mbps
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110728_463618.html

WRAN :Wireless Regional Area Network
IEEE-802.22は、半径100kmで最大22Mbps(VHS/UHF帯を使用)

アメリカでは、Wi-Fiのように無免許で利用するよう許可している。日本もアナログテレビを廃止した帯域に、この無線LAN規格を用いるべきである。半径100kmもあれば、山の上にアンテナを立てて、ふもとの半径100km電波が届く。地震によって平野部の基地局が破損しても、高台に多重の非常用電源を備えた基地局でバックアップすれば、受信帯域を切り替えるだけで、通信不能状態から開放される。通信速度も最大22Mbpsもあるが、50kbpsもあれば、音声通話は事足りるし、メールだったら1kbpsでも大丈夫なはずだ。つまり、電波が届かなくて逃げ遅れるなんてことにはならないのだ。具体的には、日本のすべての携帯電話に802.22の電波が送受信できるように義務化し、開いたVHF/UHF帯域をこの802.22の帯域として市場に開放するべきである。(一部の無線帯域は、非常時に非常用回線として使えるようにする)

平成20年度 電波資源拡大のための研究開発に係る提案公募(平成20年5月 総務省
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/fees/purpose/pdf/080530_21_1.pdf
「802」で検索すると真ん中あたりのページに出てくる。(ページ番号でたらめ)

この802.22が使えれば、携帯電話から津波情報や災害情報をリアルタイムで送受信することが出来るだろう。そして、迅速な避難や復旧を可能にするだろう。このIEEE802.22という規格の電波が小さなアンテナで送受信可能なのかは、電波については自分は知らないので分からない。だがIEEE-802.16a(半径50km 最大70Mbps)でも携帯機器として普及しているので、多分、出来ると思う。

日本では、どこで地震が起こるか分からないので、日本人全体が地震のリスクに備える必要があるわけで、その点でIEEE-802.22の性能は、非常に有意義なものといえる。(基地局を山などに設置し、半径100kmの広い地域をカバーできる)しかも、アナログ停波によって電波帯域も十分確保されているので、この帯域を802.22の帯域として活用すれば、平野部の基地局が破損して通信できなくて、津波が来ることを知らずに逃げ遅れて、亡くなってしまうということが起こらなくなるだろう。この規格に準拠した基地局を山の硬い岩盤の上に設置し、正確な津波情報を送信すれば、確実に避難できるようになる。そして、日本の携帯電話はすべて、このIEEE802.22規格に準拠するように義務化するべきだ。この無線規格のスペックを見て、そう思った。