SKY NOTE

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ワイヤレス充電の未来

2015年の未来のワイヤレス充電を考えてみた。

1.デジカメ編

  • 最新型のデジカメを買った。ワイヤレス充電が出来るタイプだ。特殊な板の上にのせると、充電できるのだ。私の買ったものは、単に充電をするのではなくて、充電中に無線LANで写真データをクラウドサーバにオートアップデート機能を搭載している。充電する度にクラウドのサーバにアップロードしてくれるので、パソコンがいらなくなった。タブレットを使えば、写真の整理が出来る。この機能のいいところは、最初に設定さえ出来れば、後はボタン操作なしでファイル転送を自動的にしてくれることだ。ファイルの分類は、デジカメに内蔵されたGPS情報を元にしているため、場所と時間を使って自動分類されたものをタブレットで編集するという形になる。この機能は単に便利というだけでなく、操作がボタンレスで冷蔵庫並の操作性なので誰にでも使えることだ。充電台におくだけだけだから、これで面倒なケーブル接続やパソコン操作から開放された。充電台に置いた後、クラウドサーバにある写真をタブレットで分類整理するという作業だけだ。ちなみに2015年はボイスタイプ機能が充実しているので、年配の人でも非常に使いやすい機能となっている。必要な写真を自分のクラウドサーバから見られるのは便利だ。しかも自動分類してくれるので検索もしやすい。ワイヤレス充電によって、セットインターフェースという概念が生まれた。つまり、充電台に置いた時にイベントが発生し、それによって機能するという操作体系である。この機能体系により、誰もが面倒な作業から開放され、シームレスにあらゆる機器を使える様になった。特にクラウドとの親和性が非常に高い。私がこの機能のあるデジカメが欲しかったのは、単にデータのアップデート処理が面倒だったというだけであるが、この機能の優れたところは、シームレスであるがゆえに誰にでも使えるというユニバーサルデザインだということだ。最初の設定が面倒だが、それ以外は非常にシームレスだ。ワイヤレス充電の未来は、デジタル機器のデータ転送を充電時にやってしまうという状況が誰にでも使えるクラウドを実現する。そのクラウドのデータを活用したアプリケーションによって写真を使った色々な楽しみ方が生まれた。

2.自動車編

  • 最新の電気自動車は、非接触充電システムが搭載されている。これにより、停車する度に充電コードを接続する作業から開放された。特に雨の日はありがたい。指定の場所に停車すれば、自動的に充電、送電が可能となっている為、停車した時、無線で車の充電状況、電気の需給状況と走行スケジュールも自動的に認識、それに合わせて電気を充電して送電するという仕組みだ。シームレスなインテリジェントスマートグリッドといえるだろう。スマートグリッドに協力すると、その分に応じて電気代が割安になる料金契約に入っているので、電気代節約にも一役買っている。でも私は何もしていない車がワイヤレスで自動的にやってくれるのだ。(あまり車に乗らない人はケーブルで接続した方が電力損失が少ない為、ワイヤレス充電を使わない傾向にある。そういう車をWIRED CARと呼んでいる)走行中に電力が足りなくなっても、パーキングに横付けすると、大抵はワイヤレス充電システムがあるので、そこで自動的に充電してくれる。料金決済(上限設定可能)も自動的にやってくれる。

 
3.携帯編

  • 携帯のデータのアップロードも自動的に行ってくれる。昔の携帯電話のデータは、タコ壺状態だったが、今は充電台にのせただけでデータをクラウドにバックアップしてくれるので、万が一、ケータイを紛失したとしても、全然問題はない。データは常にクラウドにあり、パソコンと連動しているのでクラウドのデータをパソコンで編集すると次の充電時に自動的に携帯の中のデータも行進されているという寸法だ。しかも、その作業は自動的に行われる為、面倒な作業はゼロ、充電台にただ置くだけと言うボタンのない冷蔵庫レベルの操作でいい。また、充電台においておけば、自動的にその日のニュースが送信されて、ケータイのメモリに記録されるので、朝のニュースをロード時間を気にせずスムーズに読める。携帯会社にとっても電波帯域の節約になって、設備投資が軽減されるので一挙両得である。これからのニュースは、ワイヤレスに配信される。配信時に電力が足りなくて尻切れトンボになることがないように、充電するタイミングに配信が行われる。データ転送スピードが十分にあるので、データリッチなコンテンツが配信可能となる。寝る前に充電台に置いておけば、自動的にニュースが中に入っている。21世紀の新聞は、そういう形で配信される。

 
まとめ

  • ワイヤレス充電の未来は、クラウドとの連携をよりシームレスにするというシナリオを想定しています。またスマートグリッドとの連携により、円滑な電力供給も可能としています。面倒なケーブル接続から開放されることで、携帯のデータは常にバックアップされ、デジカメの写真データはメモリの中に塩漬けになることはなく、クラウドと連携したアプリケーションによって多様な活用方法が展開されるという未来を想定しています。充電という作業は、機器を使う為に必ず行う作業ですので、この必ず行われる作業の合間にデータバックアップをすることで、機器のデータの保全性が格段に高まります。また、頻繁に行われることで、データのリアルタイム性が高まり、最新の情報が常にPCやタブレットで活用できる状態になる事も想定しています。機器がワイヤレスになって操作がシームレスになると、そういう状況が生まれると想定しています。物語形式にしようとしたのですが、エモーショナルな部分を全然書き込んでおらず、感情移入がまるで出来ない事に後で気づいた。若干イメージが十分固まっていない感が否めない中途半端なものになってしまった。