SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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液状化の問題と未来の日本のエネルギー

NHK液状化の番組を見た。この間、津波に負けないように流線形の建物を考えたが、どうもそれでは足りないらしい。なんと液状化津波のダブルパンチの可能性があるという。つまり、土台部分が液状化によって脆くなったところを津波が襲って倒れた。これは、従来の工法では対応できない事が分かる。ある意味、設計思想を土の上に杭を打つという発想から、土という海に建物という船を浮かべるような設計にしないとダメだと感じた。船は浮かぶんだけど、流線形で力をいなして、建物としての安定を保つ様な形が望ましい。大きな力がかかるので非常に難しい。
 
液状化のもう一つの問題は、石油タンクが壊れてしまう事。護岸を鉄で楔を打つ作業が必要で100mあたり3億円のコストがかかるという。もし、石油やガスのタンクが東京で燃えれば、非常に深刻な被害になるという。火災は2ヶ月続き、その間、日本の石油やガスはストップ、深刻なエネルギー不足に見舞われる。当然、火力発電の電力もストップ、だから原発という人もいるかもしれないが、原発がいかれたらもっと大変な事態になる。原発は止めるのが最善だ。原発をバックアップにするという事も考えてみたが、やはり危険だ。既に日本は、地震の多発期に入ったと地震学者も認めている。つまり、これからは今までよりもずっと地震が増える。そういう中で原発を動かすのは非常に危うい。この間、提案したバイオコークスならば、石油やガスと違って地震が来ても火災になる可能性は少なそうだ(固形物だから)つまり、バイオコークス火力が地震の多い日本では最善の火力発電の燃料と考える事も出来る。それに省エネ、自然エネルギースマートグリッドなどを組み合わせれば、日本の電力の安定供給は、担保されると見る。(二酸化炭素も自然由来だから大気中に蓄積しない)

重要なのは、そういう最善の道へ日本を導く為に、情報を共有する事なのだが、日本のマスメディアは、良い情報を共有するという責務を放棄しているところがあり、非常に情けない事この上ない。日本には、世界に誇るべき、人的資産、技術資産があるのに、このマスメディアのレベルの低さが、それを生かせずにいる。日本に優れたマスメディアがあれば、日本経済がこれほど低迷する事はないのだ。世界トップクラスの技術資産を持っているのに、それを生かせないのは、日本の場合、旧世代の既得権層に頭を抑えられ身動きが取れない為だ。それと結託しているのが、日本の現在のマスメディアといえる。とにかく、日本に正しく、優れたマスメディアが普及する事が今の日本にとって最も重要な事だ。