SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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松本復興担当大臣辞任について思う事

答えを求める事と、心の充足を求める事は違う。人は心が充足した時、動く。それを「納得」という。松本復興担当大臣は、私と同じように思う。基本的に本当の事をいっている。だが言い方が荒っぽいので、人々に嫌われている。

例えば、被災したとは言え、他人の力を借りるのだから、その他人の約束の時間を守らないのは無礼だし、(何かを他人に頼む時にする最低限の礼儀)県がコンセンサスを得るというのは、地方自治を地方の意思に基づいてやるとなったら、それを地方がやるのは当然だという意識、つまり、地方の自治権を尊重しているから生まれた言葉であって、決して、他人任せという事ではない。あれが国が何でもかんでもやります。何てことになると、地方の意思は、どうなのかという事になりかねない。だが言葉を選ばなかった事でマスゴミの揚げ足取りにすくわれてしまった。

知恵を出さない奴は助けないというのは、要するに借金漬けの政府には金がないわけで、その金がない中で膨大な仕事がある。つまり、何も考えず金を使われては復興そのものが出来ないという危機感から生じた言葉であって、決して、地方をバカにした言葉ではない。政府の財政が危機的状況の中でやらなければいけない事が沢山あるという事は、防災担当大臣をやっていた松本氏なら痛いほど分かっていたはずだ。

Wikipedia:松本龍

ウィキペディアの松本氏の過去の実績を見ても、決して低い評価ではない。むしろ、国外から高い評価を受けており、それはつまり、外国という外からの客観的な評価が高いという事である。だから菅総理の任命能力が劣っていたというよりも、マスゴミの術中にハマる軽率さがあった松本氏の問題であって、彼が即刻辞任をしたのは、自分が残れば、また復興が空転するのが明白なので、やめた。それもこれも、原因は、現実と市民の間にいるマスゴミの妨害行為(情報操作)から生まれた相互不信によるものなのである。

今回の事象を作り出したのは、基本的に松本氏の軽率さを利用したマスゴミによるものである。国会を空転させているのも、実はマスコミである。本当は東北の復興をどうするかについての情報を伝えるべきマスコミが、それとは関係ない管総理辞めろと言っている。それをストーリー仕立てにして、説明してみようと思う。

マスコミが菅直人をやめさせようとする理由(6分59秒)

下の対話を動画にしてみた。(音声だけだけど...DEATH NOTE風:iPadで喋らせてます)

後輩
「先輩、菅やめろと言ってますけど、そんなことより伝えるべき事ってあるんじゃないですか」

先輩
「そうだな。本来ならば東北の復興の具体策について国民全体が真剣に議論しなければいけないときに政局報道ばかりするのは、不謹慎この上ない」

後輩
「どうして、そういう不謹慎な事をやるんですかね?」

先輩
「そうだな、それはつまり、金だ。日本のマスメディア、特に記者クラブメディアは、電力会社から多額のスポンサー料(年間2000億円)を貰っている。日本の場合、テレビ局と新聞社は系列関係だから、新聞社も電力会社には甘い」

後輩
「チョット待ってください、今は復興の話をしているんですよ。なぜ電力会社の話になるんですか?」

先輩
「話は最後まで聞け、しかしまぁそう思うのも無理はない、要するに連中の目的は復興ではない理由で菅直人を辞めさせようとしているって事だ」

後輩
「つまり別の目的で、辞めさせる為に口実は何でもいいって事ですか?」

先輩
「その通り、以前、普天間問題で鳩山首相がやめさせられただろ、あの時もそうだった。マスゴミ鳩山首相を辞めさせようとしたのは、彼がテレビ局と新聞社の系列関係を分離する法案や記者クラブ制度廃止をしようとした時と一致するんだ。しかし、彼等は、それを理由にやめさせるのではなく、普天間問題をやり玉に挙げてやめさせた」

後輩
「つまり、地方をスケープゴートにして、自分たちの権益をまもったということですか?」

先輩
「そうだ、今回も同じ事が行われている。菅政権は、自然エネルギー固定価格買取り法案や脱原発を指向しているんだ。菅辞めろコールがマスコミが激しくやり始めたのは、この時期と一致する」

後輩
「つまり、記者クラブメディアは、自分達の飯の種の電力会社に不都合な法案を通そうとする菅政権をやめさせるために、地方をスケープゴートにして、菅政権の行動の全てを妨害しているというわけですね」

先輩
「その通り!本当に復興の事を大事に思うのならば、小さな言葉尻の問題よりも、復興を具体的に進める事が重要なはずだ。その為には、人の言葉尻を捕まえて復興が空転するような事を記事にするべきじゃないんだ」

後輩
「でも、それをマスコミは喜々としてやったと」

先輩
「オレは、そう見るね。なぜなら、普天間の時と全く同じ構図が、そこにあるから、本当に地方を救いたいと思っているのならば、そうならないって行動ばかりを記者クラブメディアはしている」

後輩
「実際、マスコミの政局報道で政治が空転してますからね」

先輩
「そうなんだな、現実と市民の間にいるマスコミが自分の権益、保身の為に一生懸命で、しかも、それを自分の権益の為といったら通らないから、地方の為という体のいいお題目を付けて自分たちの権益を守ろうとしている。それで復興が滞っている。これほど、東北の被災した人達に無礼な事があるだろうか?」

後輩
「だから、今も普天間問題が議論されているのに、あれほど騒いだマスコミが報道しないというのも分かるような気がします」

先輩
「そう、この国の記者クラブメディア、特に5大新聞と民放は、そういう利権を守る為ならば、何でもやってしまうんだ」

後輩
「酷い事ですね」

先輩
「ああ、酷い、彼等は人間のクズだ」

後輩
「こんな酷い事、どうやったらやめさせられるんですかね」

先輩
「まずは、記者クラブ制度廃止だ」

後輩
「でも、鳩山首相もそれをやろうとして辞めさせられたんですよね。出来ますか?」

先輩
「確かに、現在の政治家でそれが出来そうなのは、小沢一郎くらいだが、彼が政治の主導権を握るのは難しそうだ。そこから考えると市民自らがやれることもある」

後輩
「それは何ですか?」

先輩
「テレビの代わりにインターネットか公共放送、五大新聞の代わりに地方新聞を読む事だ」

後輩
「それを皆でやるということですね。でも時間がかかりそうですね」

先輩
「そうだな、特にお年寄りにはインターネットは難しいだろう。だが時代は変わりつつあるコンピューターも以前に比べて使いやすくなっているし、3.11以降、大手マスコミに対する信頼も揺らいでいる。そして、個人が出版をしたり放送ができる時代だ。この流れからすれば、新しい言論の流れが生じ始めている」

後輩
「もっと早くできないんですかね。この事態を改善する事は」

先輩
「人々の考えを一瞬で変えるような事は、そうそうあり得ない、特に現代のマスメディアがある程度信頼されている状況では、難しいだろう」

後輩
「問題が根深いですね」

先輩
「だからこそ、小さな事でもいいから、自分で出来る事をみんながやるべきなんだ。新聞の契約を五大新聞(中央の新聞社)から地方新聞に切り替え、テレビのニュースはNHKにして、他の情報はインターネットを活用する。そういうメディアシフトが必要なんだ」

後輩
「それって結構大変じゃないですか、ネットって結構疲れますし」

先輩
「そうだな、楽なインターネットが必要だが、まだ、そういうものは出来ていない。Twitterのフィードがそれに似たような感じで面白い事になっているが、ああいうののニュース版をやると面白いんじゃないかと自分は見ている」

後輩
Twitterですか、あれって文字ばっかりで、フィード(見出し)が貯っちゃうと読むの大変じゃないですか」

先輩
「確かに、あれのビジュアル版(見出しをビジュアルにして読まなくても一目で分かるようにする)を作ってくれる人がいたら面白いな、それと、フィードリストをニュース用、趣味用と割り当てて、それをチャンネルにしてリモコンで選択して読み上げてくれるといいな」

後輩
「それって今でも(技術的には)出来るじゃないですか」

先輩
「そうなんだな、でも、誰もやっていないんだ。でも、Google+あたりがそういうのをやってくれたら面白いと思っている」

後輩
「それだったら楽かもしれませんね。自分で選んだニュースで、それを自動的にコンピューターが読み上げて伝えてくれれば、コンピューターの前に座らずにリモコン片手に見れますしね。と言う事は、TwitterYouTubeを融合するって事ですか?」

先輩
「そういう事!」(Googleの人みてるかな〜)

「面白い技術があって、それを実現すれば、多くの人が興味を持つ、それが結果としては社会を変える。Googleが発展したのも、人々の知的好奇心からなんだ。そういう好奇心を使わない手はない。社会が変革するのは、恐らく、そういう事が発端となるのだと思う」

後輩
「でも、Googleだって、そうなるのに数年かかりましたよね。今すぐ出来ないのでしょうか?」

先輩
「今すぐ、ということであれば、小沢一郎民主党政権の主導権を渡す事かもしれないが、それはマスゴミが全力で阻止しようとするだろう。菅直人が辞めさせれても小沢一郎が総理になる事は難しい、そうなると、外からの対処しか出来ないというのが、現状だと思う」

後輩
「むずかしいですね」

先輩
「難しいが、可能性はある。全く絶望する状況ではないっていうのが現状かな」

後輩
「そうですね。まずは、新聞は地方新聞に切り替えて、ニュースはネットメディアやTwitterですか?」

先輩
「そういうこと!出来る事からやっていこう」

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 岩上安身(自由報道記者クラブ代表)

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