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福島第一原発2号機 冷却能力を失う

14日 13:25 福島第一原発2号機が冷却機能を失い、海水の注入による冷却が開始された。
14日 午後8時現在、福島第一原発2号機、水の流出が激しく、燃料棒の全てが露出

Wikipedia:福島第一原発
 
資料によると...
1号機 1971年3月営業運転開始 燃料:二酸化ウラン69t/年
2号機 1974年7月営業運転開始 燃料:二酸化ウラン94t/年
3号機 1976年3月営業運転開始 燃料:二酸化ウラン94t/年
 
2号機は3号機と同規模の原発で似たような時期に作られた原発のようだ。また規模も同じである事から、大体3号機と同じような原発ではないかと思う。営業運転から37年経っている古い原発だ。規模が3号機と同じ事から、水素爆発をするとすれば、3号機と同程度という事なのだろうか…そして、3号機と同じく、それに耐えられる構造を有しているという事なのだろうか?
 
以下のページに、今回の福島第一原発の事故の記録がかかれている。

Wikipedia:福島第一原子力発電所事故
 
・・・引用・・・

  • 米国の原子力専門家らが報道陣向けに電話会見し、その中で物理学者のケン・バージェロン(Ken Bergeron)は「福島第1原発は、非常用ディーゼル発電機も使用できなくなったため、原発に交流電流を供給できなくなるステーション・ブラックアウト(station blackout、全交流電源喪失)と呼ばれる状況に陥っている。ステーション・ブラックアウトは、実際に発生する可能性は極めて低いと考えられていたが、地震津波により想定外の事態になったのだろう」と述べた。[38]

・・・引用・・・
 
今後、この状況がどのような形で終息するかという事が焦点だが3機とも、冷却システムが機能不全に陥り、ある意味、ここまでバックアップシステムが破損していて、よく持ちこたえているものだと逆に感心する。しかし、水の供給能力に対して、その消失スピードが速すぎて、結果的に燃料棒が露出して、水素が発生して爆発というのが1号機、3号機の爆発のパターンだった。今回も同様の結果になるのだろうか?そういう意味では、爆発後に、きちんと安定状態に持ち込めるか...ということは、1号機、3号機、特に同規模の3号機がどのように安定状態になるかという事で、2号機のこの先の状況が推測できるということになるのだろうか?
 
福島第一原発2号機の状況(情報源:Wikipedia:福島第一原子力発電所事故)

  • 14日午後7:45 2号機の冷却水が大幅に減少、燃料棒の全てが露出(炉心溶融の危険)
    • 夕方より海水注入をしていたがポンプの燃料が切れて注入出来なくなっていた。
  • 14日午後8:00 再び海水注入を開始、次第に水位は回復(ポンプが回復)
  • 14日午後9:30 燃料棒が半分水に浸かる
            • その後、自動的に弁が閉まり圧力上昇し、水が入らなくなり、急激に水位が減少

ここからの情報源:asahi.com2号機、高濃度放射性物質を放出 福島第一原発


情報源:NHK:福島第一原発2号機で爆発音

  • 15日午前6:00 爆発音があった。サプレッションプール破損か!?
  • (格納容器破損の可能性:直後の放射線量:965マイクロシーベルト
  • 15日午前7:05 放射線量:387.3マイクロシーベルト(米軍に給水ポンプを要請)
  • (4mある燃料棒が2.7m露出:水が入ってきてはいる事はわかる)
  • (米軍にポンプを要請し、炉心を水で満たし、冷やす事が目的)

情報源:NHK:2号機で爆発音 従業員が退避

  • 15日午前8:31 放射線量8217マイクロシーベルトを観測(爆発の影響か?!)
  • 原発の所長の判断で一部の従業員の退避を始めた)
            • このレベルの放射線を12時間浴び続けると健康を害するレベルの100ミリシーベルトを越える段階になるので、一時退避という事なのだろう。