SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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新しい広告によって権力を失う広告主

Googleの広告モデルを見ていて思うのは、宣伝がコンピューターで自動的にマッチングしたものなので広告主の影響力がなくなる事だ。例えば、テレビを見ていても、広告企業を批判するような情報は流れない。なぜなら、広告主がテレビ局の収益源のTVCMに影響力を及ぼしているからだ。しかし、Googleの広告モデルでは、複数の広告主に対して、ユーザーとマッチングした広告を販売している。つまり、広告が一つのチャンネルを占有するのではなくて、ユーザーマッチングを介して複数に分散される事で、広告主の影響力も分散され、自由な報道が可能となる。ユーザーマッチング型の広告は、報道の自由を収益面で担保するものとなっている。極めてインターネット的だ。しかし、マイノリティレポートみたいに広告の押し売りみたいになると結構きついものがあるが、iPad2にカメラが搭載されたので、顔認識でそれが出来るようになる。顔認識ではコンピューターの前にいる人間の性別や年齢などが分かる。場合によっては個人も特定出来る。これを年齢制限に使ったり、広告のマッチングに使う時代がもうすぐそこに来ている。便利ではあるがプライバシーがなくなっていく時代になるのかもしれない。しかし、情報は自由になる。これによって、広告の世界の独裁もインターネットで崩壊する事になる。