SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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成長を評価する

自分の経験の中から、人を成長させた成功例や自信を挫いた失敗例を見ながら、成功と失敗を比較検証し、何が良くて、何が悪いのか書いてみた。
 
1.他人は自分の鏡(だが、良い鏡と悪い鏡がある)

  • 成長を自覚するのに、他者の評価があるが、それは他人という鏡を通して自分を見るようなものだ。だが、この鏡が能力という光を反射しなかったら、実際には成長していても、それは見えない。公平な人間は、よく磨かれた鏡であり、能力を反射し、自分が見える。不公平な人間は、曇りガラスのようなもの。いかなる光(能力)も、そこからは見えてこない。

 
2.努力をきちんと評価する。結果だけじゃダメ

  • 自信がもし、他者からの評価から生じるものならば、結果だけを評価するのは愚かである。結果を導く過程を評価しないのは、努力を評価しない事だ。そんな事をしたら、自分が努力をしている事すら分からなくなってしまうだろう。ゼロか100という評価の仕方ではダメなのだ。能力や努力をきちんと評価しなければ、人は成長しない。能力×努力=成長

 
3.やる気を引き出すには、具体的に褒める事が必要

  • 私は小さな子供が僅かでも成長すると、それを具体的に説明しながら褒めた。そうやって褒めると、子供は一生懸命、頑張ってやる気を出すので、私は、子供は褒め甲斐があると思う。子供と付き合うのにはノリが大切。このノリが掴めると、子供は結構、頑張る。大人だって同じ、優れたところは具体的に褒めれば、やる気が出るみたい。いいところを見つけて、具体的に褒めた後で、悪いところも注意する。何もいいところがなければ、これは全体的にマズいと言う。具体的に問題点を指摘して、改善を要求する。

 
4.やる気を失い、自信を失った人への対処:励ましにはリアリティが必要

  • 他人に対してはこれが出来る。なぜ出来るのか、自分が子供の時された事と逆の事をしているからである。成績が悪くてしょんぼりしている子供を見ると、自分の子供時代を思い出す。そして、結果が出ないと怒られて辛かった思い出が蘇り、その辛さを思うと、励ましてやりたくなる。しかし、単に励ますのはダメで、その励ましにリアリティがないといけない。なぜなら、励ましにリアリティがないと、同情されたと感じプライドが傷つくからだ。だから、私は、励ます時には、自分の経験やら、何やら引っ張り出して、具体的に突っ込んだ説明をする。そうやって励ますと、結構元気になる人が多い。

 
5.「元気がなければ、やる気は出ず」(「腹が減っては戦は出来ぬ」のパロディ)

  • 元気になった表情を見たり、声を聞くと、私はとても嬉しい。私は、自分の負の経験から、分かった事は、元気を奪っても人は頑張れない事。まず、元気を与えて頑張ってもらう。「飯を食わねば戦は出来ず」という言葉をもじって「元気がなければ、やる気は出ず」まず、元気になれるようなリアリティのある展望を見せる事、それがやる気なのだ。

 
ざっと成功例と失敗例の比較から、何が重要なのか抜き出してみた。自分の場合、他人には出来ているのだが自分に出来ないのが難点。意外と自分というのは客観視できない。