SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

尖閣のビデオ(仙谷さん国際社会を信じようよ)

隠していても、結果的には漏れてしまった。今回の外交対策は、全ての手段が裏目裏目に出ていて、いいとこなしだった。
 
1.漁船の船長を釈放し、それを海上保安庁の責任にして、中国に配慮する形をとる。
 →国際社会から日本が中国の圧力に屈したと報道される。
2.首相がビデオを見ていないという答弁をし、呆れられる。
 →菅総理は大将なんだから、当然見ておかなければいけないものを見ていなかった。
3.中国側に賠償請求されるが、突っぱねる。
 →これは良かった。
4.レアアースの禁輸処置をされるが、その後解除される
 →もし、外交目的にレアアースの禁輸処置を利用したらWTO違反
5.中国で反日デモが勃発、各地に広がる。
 →ビデオを公開してもしなくても結局は、反日デモ
6.ビデオがバレて危機管理体制、統治能力の欠如を指摘される
 →結局、ビデオを公開しないで反日デモなどが起きないようにしても起こされて
 →レアアースの禁輸処置の脅しまでされて
 →総理大臣はビデオ見なきゃいけないのにしてなくて
 →そのビデオもばらされて
 
殆ど何も、いいとこなしと言ったところ、筋を通す事が出来ないと、結局、筋そのものが浮き上がって、曲がったものをひっぱたく形になってしまっている。内からも外からも、裏切られ、何も得る事のない選択ばかりをしていた。今回の日本政府の対応は、ほぼ最低かもしれない。やるべき事を避けて逃げるとこういう事になると言う典型例かもしれない。仙谷さんは、相手を恐れすぎている。ビデオを見て思ったのは、これならば、筋を通せば日本の味方は国際社会となり、それに対して中国も無視できないはず。これだけ自らを正当化できる材料があり、国際社会も味方につけられるものがあって、仙谷さんは何を恐れていたのか?私には疑問でならない。日本には国際社会と言う味方がいる。味方をもっと信じて仙谷さんは行動するべきだった。