SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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目標設定型成果主義=怠け者量産評価制度

目標設定型成果主義の話を聞いた時、怠け者量産システムだと思った。なぜなら、目標設定を自分で行えて、自分で評価する。つまり、主観的評価でしかない、評価制度に最も必要な客観性がない欠陥のあるシステムだと思った。
 
多分、日本人が自分の頭で考える事が出来ないとバカにしてアメリカもこれを薦めてきたのだろう。昔の日本人はエコノミックアニマルと呼ばれ、よく働きすぎたから、アメリカとしては、この働きバチを怠け者のキリギリスにしたかったのだろう。そこで目標設定型成果主義を日本に広め、日本人を怠け者にするのに成功した。また、日本人はチームになると強いので、個人主義を広めてチームプレイを破綻させる事にも成功した。
 
私は、失われた20年というのは、それが始まったのは、アメリカが明確に日本を経済的な敵だと認識した時からだとおもう。それまではいい弟くらいだと思っていたのが、自分を倒す可能性のある有能さを持ったが故に敵として認識された。そして、アメリカが日本に薦めてきたものは、結果として日本人のチームプレイ精神を破綻させたり、働き者を減らし怠け者を増やす人事評価制度の導入を薦めたりしていた。
 
従順な日本人の特性をとてもよく分析して、効果的なルールを設定し、それを守らせる事で日本人をコントロールするというやり方は、賢いと思う。だが、そろそろ私たち日本人も目覚めるべきだ。アメリカに騙されているという事に。
 
私は目標設定型成果主義よりもタスク難度型成果主義を提唱したい。つまり、NARUTOに出てくる。Aランク任務とかBランク任務とか、任務によって難度が違い、それをこなす事で評価が決まるというシステム。目標設定型成果主義だと、みんな楽なDランク任務を自分に設定して、それが出来た自分は有能みたいな感じになってしまう。つまり、怠け者になる。しかし、難度の高い仕事を客観的に定める事で、それをこなしたものに、その難度に応じて評価を下す方が、実力を計る上では、正しい。ただ単純に達成できたかどうかよりも、より難度の高いハイレベルなものを達成できたかどうかで評価が下る。そういうシステムの方が皆一生懸命になる。楽な仕事は低い評価しか貰えないから、向上心をたき付けるのにも有効だと思う。