SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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インナーマザーと慢性疲労症候群

自分は大して大変な仕事をしているわけでもないのに、よく疲れて、その疲れが抜けない。今までは体が弱いせいだと思っていた。しかし、それだけでは説明がつかないので、調べてみる事にした。すると、慢性疲労症候群というのが自分の症状に合致する事が分かった。
 
 慢性疲労症候群の基礎知識
 http://saiban.sakuramilan.com/
 
上記のサイトを見ると、ストレスなどによって、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性が弱まり、抵抗力が落ちて、風邪の症状に似ているという。つまり、ストレスが元で抵抗力が弱まった体の中でウィルスが暴れ回り、その結果生じる疲労感。要するに、この疲労感はプチ風邪状態が問題だったのだ。体は、ウィルスをやっつけるのに必死だから疲れてしまう。
 
つまり、問題はストレスなのだ。自分のストレスの特徴から、NHKのミドルエイジクライシスでやっていたインナーマザーという状況である可能性が高い。インナーマザーとは、心の中に母親がいて、その母親の期待通りにしないと罰せられると思っている子供のイメージなのだという。少しでも他人の期待通りの事が出来ないと、自分に絶望し、酷いストレスにさらされてしまう。自分の好きなように生きていいという心の自由がない、あるいは、そういう自由を知らずに育った人なのだという。確かにその通りかもしれないと思った。(インナーマザーは支配欲が強いらしい→詳細:新興宗教母親教の信者の特徴
 
このSKY NOTEを見れば分かる通り、私は、一般的な日本人よりも、ハッキリものを言うタイプだ。だから、そんな人間とインナーマザーのイメージとはかけ離れていると思われるかもしれない。しかし、私が育った環境とは、まさにそんな環境だった。権威主義的な家族の中で疲れ果てボロボロになっていた子供時代を思い起こすと、インナーマザーというマインドコントロール状態に陥ってもおかしくない。問題は、自分が無意識の内にそういう感覚に襲われてしまう事なのだ。つまり、意識の上では自由な考え方を持っていても、感覚的には全然自由でない自分がもう一方にいる。このblogにいる私は意識のある自由な状態の私だ。インナーマザーの状況とは全く正反対である。
 
なぜ意識下で自由なのに無意識下では自由ではないのか?それは不安のスイッチが無意識の内に入ってしまうからだ。意識下での私には理性がある。しかし、無意識下にある私は絶えず他人に脅えている。脅えている私の心が本体である意識下の私をコントロールしたとき、私にストレスという形で攻撃してくる。その結果、私は「大した事していないのになぜか疲れる」という状態になる。心の中では恐らく己の恐怖との大戦争を繰り広げていて、それがストレスという形となり、それが体の抵抗力を奪いとっていく、その結果、理由は分からないが、酷く疲れていて、それが抜けないという事になる。
 
つまり、意識のある中では、何が恐怖なのかも分かっていない内に、無意識下では非常なる恐怖を感じていて、それによって生じるストレスがNK細胞の活性を弱めてしまう事で体の中でウィルスが大暴れするので疲れてしまう。精神的不健康が肉体的不健康に繋がってしまうのである。「病」は「気」からとはよく言ったものだ。「バカは風邪ひかない」というのも分かる。バカみたいに悩まない人間は、ストレスがないので抵抗力を損耗せず風邪を惹かないのだ。というわけでインナーマザーという本を図書館で注文したので、そういう自分を分析する事で体の疲れが取れていったら、元気になれるかもしれない。