SKY NOTE

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日本が経済成長できない理由:「事なかれ主義」

事なかれ主義について説明している記事を紹介したい。

以下の記事は事なかれ主義が経済に与える影響を説明している

以下の記事は事なかれ主義者の発想の不公平さについて的確に説明している。

以下の記事は事なかれ主義の発生源について説明している。

 
一つ目の記事について言うと、事なかれ主義が社会の挑戦を阻む抵抗勢力だと分かる。まず、事なかれ主義の社会に与える影響から説明したい。事なかれ主義というのは、変化を恐れます。なぜなら、「事」が起こっては困るからです。変化は「事」を起こします。彼らはそれが困るのです。従来の事に変化をもたらす「事」を彼らは悪だと見なし否定します。しかし、その悪だと見なす事こそ、社会の発展の因子なのです。事なかれ主義者は、それを否定する事で社会の発展を妨げます。
 
二つ目の記事を読むと、事なかれ主義の発想のアンバランスさが分かります。事なかれ主義者は、騒ぐ事を否定します。それは、弱者が強者に虐げられて騒ぐ事すらも否定するのです。彼らは強者の横暴を放置し、弱者の叫びを封じます。なぜなら、騒ぎを起こしたくないからです。しかし、不当な事は、皆で騒がなければ正義を実践できないのです。このことから、事なかれ主義は悪を助長し、弱者を虐げる最悪の発想だと分かります。
 
三つ目の記事を読むと、そういう最悪の発想の根源が日本女性の発想にあると説明されます。女性は、守りの発想を持っています。自分や他者を守る為、危険から自分達を出来るだけ遠ざけようとするのです。だから、強者が弱者に虐げられていても、その巻き添えになって自分達が危険になる事を恐れます。その結果、弱者が虐げられていても、それを無視するのです。自分達が大事ですから、でも、その発想は社会をより危険なものにします。なぜなら、悪が放置されて肥大化してしまうからです。小局的には争いを防げても、大局的には悪を放置する事で、悪をのさばらせる結果となります。欧米の女性は、「弱者を助けない男はカス」と評価します。例え、巻き添えになってボコボコになってやられても、そういう男を評価する女性は結果としては、社会から悪を遠ざけています。逆に日本の女性は、社会に悪を呼び込んでいます。皮肉な事に目先の平和を望むあまり、社会全体の平和を脅かす存在になりつつあります。挑戦を避け、経済のジリ貧状態を続ければ、いずれはそうなるのです。
 
疑問点は、今も昔も女性はいたではないか?なぜ事なかれ主義がこれほど普及したのかという事になると思います。それは、経済を優先した国家戦略によって男が会社に奪われ、子育てに女性が100%近く関わるという状況が生まれたからだと考えられます。女性の価値観が子供に直接入り込み、結果として多数派を形成してしまったと考えると、経済成長の反面、父性を失っていく男の姿が見えます。つまり、女性に純粋培養された男は父性が欠けてしまったと考えると、女性に内在する事なかれ主義が社会全体に広まってしまった理由として筋が通る。これにより、事なかれ主義は多数派になり、あらゆる判断において、挑戦を否定する形が生まれてしまった。それと併行して、リストラを安易に行う欧米の慣行が広まってしまった結果、より挑戦を危険視する傾向が強まってしまい。今に至る。
 
では、このような負の状態を解消するにはどうしたら良いか?
1.女性に仕事をやらせられる社会であると同時に、男に家事をやらせられる社会にする。
 →男尊女卑の過去に戻らないとすれば、こうするしかない
2.事なかれ主義は、結果として悪でしかない事を周知徹底する。
3.女性が変われば社会が変わる事を伝える。
 
3の女性が変われば社会が変わるというのは、3番目のblogの記事のアメリカの女性の価値観にそれが見て取れます。つまり、「弱者を助けない男はカス」という発想です。女性がそういう評価をするのであれば、それに合わせて男も変わります。また、そういう女性に育てられる子供は、チャレンジスピリッツを持っているでしょう。勝ち負けが重要ではない、不当な事に抵抗できない自分を恥よという教え方です。それが徹底されれば社会は変わるのです。女性に育てられる子供、女性に評価されたい男、それらを見ると、女性が変われれば社会が変わるという事が分かると思います。
 
結果にこだわらず、挑戦し続けたものは結果としては勝つのです。真の勝者とはそういうものです。日本は事なかれ主義によって結果にこだわるあまり、挑戦をせず、負け続けています。これは単純に負け犬根性です。こんな発想では勝てません。勝負とは勝つか負けるか分からないのが勝負なのです。それを避けるのは、戦わずして既に負けています。この敗者の発想から抜け出さない限り、日本の経済成長はおぼつかない。しかし、それを解消できれば、日本は経済成長の糸口を掴める事でしょう。日本は能力的に劣っているのではありません。戦いに勝つ為の価値観が劣っているのです。それさえ補えれば、勝てるようになります。日本にはそれだけのポテンシャルがあります。