SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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iPadのRemoteを使ってみて欲しくなったもの

iPadのソフト「Remote」(無料)を使うと高音質なスピーカーが欲しくなってくる。机から離れてリラックスして聞けるようになると、途端にPCに接続している安物スピーカーの音が気になるようになってきた。近くで聞いている時には、それほど気にならないのだが、それがRemoteを使って遠くで聞けるようになると、ハッキリ聞こえなくるので、もっといいのが欲しいと感じるようになる。そこでkakaku.comなどから、いいPCスピーカーを探してみた。レビューの得点は5点満点中 4.5以上であること、最低でも2wayスピーカーである事、音の特徴は高音、低音に偏りのないバランス指向であること(安物は低音に偏っている製品が多い)そして、ノイズが少ない製品、これはデジタル接続のスピーカーが有利だ。DVDレコーダーやMacにはデジタル光出力端子がついているものが多い。この光デジタル出力端子を使うと、PCから出るサーというノイズが消える(無音時にヘッドフォンを繋ぐと分かりやすい)ちなみに携帯音楽プレーヤーでも、このノイズはなくなる様でiPadは無音時にノイズは出ない。そして本体前面のボリューム調整つまみがあること、結構、自分は、このボリュームつまみは使う。(でも、Remoteでいらなくなってきたかも...)
 
ノイズ :デジタル接続 or 低ノイズケーブル+USBオーディオ
音域  :2way
音の傾向:低音、高音をバランスよく鳴らすスピーカー
 
総合的に見て、ONKYOのGX-100HDが選択肢に上った。色はブラックのみ、光端子がある場合は、光ケーブルも一緒に買うといいだろう。あとは、左右のスピーカー同士を繋ぐケーブルは、一方がピンで、もう一方がスピーカーケーブルの2極に別れた端子なので、途中までピン端子の高級ケーブルで接続し、メスコネクタ秋葉原で買ってきて、短く切ったスピーカーケーブルにハンダ付けという形が望ましいのかもしれない。付属のシールドされていないしょぼいケーブルではダメだと思う。あるいは、付属のケーブルをアルミホイルでシールドするのがいいのかもしれない。(シールドの仕方も、アルミを巻いてしまうと、音に生気がなくなってつまった感じに(音が小さく)なってしまうが、巻かないで挟む形にすると、音に透明感が出てくる)←久しぶりにアルミを挟んでみたが、逆に高音部分がなくなり、音の輪郭が曖昧になってしまった。
 
ONKYO GX-100HD メーカーページ
http://www.jp.onkyo.com/pcaudio/poweredspeaker/gx100hd/interface.htm
背面入力端子

 
ちなみにこのスピーカーは、前面の切り替えダイアルで、デジタル入力とアナログ入力を切り替えられるという。デジタル、アナログの端子が別々にあれば、制限付きながら2系統入力も出来るようだ。
 
kakaku.comの最安値(2010.10.1現在:最安値22157円)
http://kakaku.com/item/01705010670/


 
プロ向けで、前面にボリュームつまみがなく、多少不便だがTASCAMのVL-A4(実勢価格18000円)も注目に値する。こちらは、業務用仕様でアンプが右と左の両方のスピーカーに入っており、電源も二つ、ついでにアンプ自体も、高音用と低音用の二つに別れていて、バイアンプ接続になっている。昔、バイアンプ接続のCDラジカセを持っていたが、音がクッキリしていた。音楽家から言わせると、正確な音が出るそうだ。これと安いUSBオーディオ(1500円くらい)を接続すれば、PC本体のノイズが除去されて結構いい音になると思う。(iPodiPadから音源をとっても同様の効果が望める:確認方法は無音状態の時にサーと音がしない事)このスピーカーのいいところは、アンプが二つある事で、ケーブルの長さを同じにできるところだ。通常のPCスピーカーは片方にアンプがある為、どうしても、アンプのない方のスピーカーのケーブルが長くなってしまい。音が若干違って聞こえる。(耳が良くないと分からないかもしれないが)これをVL-A4では両方のスピーカーに同じアンプを入れる事でケーブルの長さが同じになり、定位がしっかりする。尚、注意して欲しいのが、このスピーカーにはボリュームつまみが前面にないし、(あっても片チャンネル毎にあるので、二つの背面ボリュームを調整しないといけない)ヘッドフォン端子もないので、多少不便だが割り切って使う事が大事だ。このスピーカーの対象は、そういう機能を必要としていないプロなのだから。
 
TASCAM VL-A4 レビュー
http://port.rittor-music.co.jp/sound/productreview/monitor/080601_6341.php
 
TASCAM VL-A4 メーカーページ
http://www.tascam.jp/list.php?mode=99&mm=9&c2code=09&c3code=73&scode=091VLA4G01
 
VL-A4背面(このスピーカーは右と左が同じ背面になっている)

XLRおよびTRSフォン端子(モノラル)の両方を接続できるコンボジャックを採用、フォン端子(モノラル)は普通のミニジャックに接続できる。電源にアース端子があるところが本格的だ。アンプはアースをとると音が変わる。昔、単品コンポを使っていた時、アンプにアースを入れると音に透明感が出たのを覚えている。
 
自分は単品コンポの音は素晴らしいが、使い勝手が悪いので使わなくなった。音を聞くのにいちいちアンプの電源を入れて、セレクタいじって、ボリューム調整して...この一連の作業が面倒で単品コンポはやめてしまった。ついでにCDを取換えるのも面倒だったので、iTunesが登場するまでは音楽を聞かなくなっていた。それがiTunesが登場して、再び音楽を聞くようになり、iPadのRemoteの登場で音質が悪いのでいいスピーカーが欲しいというように、欲望とは喚起される状況を作れば生じるものなのだ

 
正確な音が聞きたいのならばVL-A4の方が優秀かもしれない。