SKY NOTE

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レアアースに依存しない強い磁石

第1回:強い静電気力を発生させる帯電体
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20100915/185668/
 
尖閣諸島の問題でクローズアップされたレアアース問題から垣間見えるのは、日本はレアアースに依存しない素材開発が急務だという事だ。これから日本の自動車を支える電気自動車のモーターには、レアアースを使わないものが必要となるだろう。そこで面白い記事を見つけた。その記事によれば、静電気で磁力を生み出しモーターを動かすのだという。
 
従来も、静電気モーターはあったが、出力の小さなものしか作れなかった。だが、電荷密度を上げる事で強力な磁石が生み出せる可能性があるという。大きなパワーを得る為には、高密度の帯電体が必要となるのだという。それには、球状のシリコンやアルミが相当するという。シリコンやアルミは豊富に存在する資源なので、供給の問題が生じる事はあり得ない。
 
説明が難しくて分からないが、とにかく、アルミやシリコンを高密度に帯電させると、強い磁石が出来るらしい。ネオジムに依存しない磁石が出来れば、レアアースの問題の一部は解決する。しかも、ネオジム磁石では、ある一定の磁力しか生み出せないのに対し、この静電気モーターは電荷密度を上げれば、より強力な磁力を生じさせる事も可能なのだという。
 
自分はこの説明を見た時、UFOの部品になるのではないかと思った。なぜなら、UFOの近くでは磁場の異常が起こったり、推進力に強力な磁石を使っているという話をどこかで聞いた覚えがある。もし、そうならば、電荷密度を超高密度にして超強磁場を作り出し、UFOの推進装置が作れるのかもしれないとSF的な発想をしてしまった。これは冗談だが、目下のところ、この研究は国家戦略的に急務となったと言える。国はこのレアアース問題を戦略的に位置づけ、予算を潤沢に用意し、優秀な人材を世界中から集め、対策をするべきだろう。