SKY NOTE

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日本の為替介入について

日本の為替介入について、各国から非難されたり、同調する意見が聞かれる中、私が最も経済関係では信頼しているジョージソロス氏は「円が過度に強すぎるため日本が打撃を受けていることは明確で、日本が介入に踏み切ったことは正しいと考える」という。
 
日本の為替介入は正しい措置=投資家ソロス氏
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17251620100915
 
何事にも限度やバランスがある。介入ばかりをして市場をゆがめてもダメだと思うが、あまりにも急激に市場が動いた時、政府当局がブレーキを踏まないと、市場は調子に乗って徹底的に価格を乱高下させて利益を貪る行為に陥りやすい。そういう理不尽な行為を放任する事が市場を適正に運用しているとはいえない。
 
必要な時にブレーキを踏まないでリーマンショックを起こした結果、現在の不況があると言う事を忘れてはいけない。市場をゆがめると主張するのは、利益が貪れなくなった守銭奴か、教条主義的に市場に政府が介入するのは良くないと考える愚か者だけである。そんな全体の利益を考えず、己の都合や頭の中だけでしか物事を考えない奴は無視していいと思う。そういうバランス感覚に欠けた連中の言い分を聞いてしまうと、そのアンバランスさ故に皆が苦しくなる。本当に賢明な人と言うのは、常識家であり、バランスを無視しない。ソロス氏の言動は常識家の言動であり、その常識的発想によって、生き馬の目を抜く市場をくぐり抜け、ロイターなどにその言動が注目される事からも、彼の主張は暗闇を照らす灯台のようなものである。本当の情報の分析家とはソロス氏のような実績と言動が一致している人の事を言う。バカはその逆、実績が伴わず、言動と現実が一致しない。