SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

疑問と解答の流れは集中力の中継器

自分には見えても他人には見えない状況がある。知識をため込み、状況を自分は把握できるが、他人にはその知識がないので見えない。より深い知識を得れば、同時に、それ以外の人とは同じ知識が共有できなくなり孤独になる。しかも、共有する為の情報を提供しても、その情報自体が難しいといわれて、共有できない事がある。その為、自分の予想を超える解釈の違いが生じ、予測不可能な状況に置かれる事もある。深い知識を得れば、同時に周りとの知識ギャップが大きくなりやすく、知識を得れば得るほど、孤立し、多数決においては不利になる。決議において敗北すると言う結果となる。表現力が伴わない場合、知識は孤立を深めるだけなのである。
 
自分にハッキリ見えていても、他人には全く見えていない状況は錯覚を生み出す。つまり、自分にハッキリ見えているから、他人にも見えているだろうと言う錯覚だ。実際は見えていない。このギャップが判断ミスに繋がる。多数決において有利なのは、分かりやすい情報だが難しい情報を簡単にするのは難しい。より知的な情報を分かりやすくするためには、優れた教授法が必要である。つまり、周りにも自分が見えているものを見せる為には、高度な教授法が必要になるのである。しかも、大抵の人間は集中力が僅かだ。その僅かな集中力が持続する間に必要事項を詰め込まなければいけない。集中力を持続させるには、好奇心が必要だ。だから、疑問を生じさせるのは、いいアイディアだ。疑問を生じさせ、それに解答する流れは、人の好奇心を増幅し集中力を持続させる。答えだけを長々と言っていると、途中で眠くなるのである。ある意味、疑問-解答の流れは、集中力の中継器なのである。
 
この中継器で集中力を持続すると、比較的、大規模な情報でも吸収できるようになると見られる。重要なのは、この疑問の連なりが一つの鎖になるようにデザインする事である。相互の因果関係がハッキリした情報は分かりやすい。このように大規模な情報を共有する時には、好奇心と言う集中力の増幅器が必要なのだ。これは他人に教えるだけでなく自分に教える、つまり、自分が物事を理解する時にも使える。優れた教授法は、自分の理解力を高める事にもなる。重要なのは適切な疑問を持つ事、ここから思考の扉が開かれ、前へ進める。物事の具体化し現実化するのは、この疑問のディティールを詰める事と言ってもいい。適切な疑問は、適切な答え、詰まり、正しさに結びつく。だから、疑問を持つ事を否定してはいけない。なぜなら、それはバカになる事だから。

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