Geforce GT435M
http://www.nvidia.co.jp/object/product-geforce-gt-435m-jp.html
NVIDIAのサイトのスペック表を見たら、420Mと425Mは3D Vision Readyではなかった。
プロセッサ部
CUDAプロセッサコア | 96個 |
プロセッサークロック(MHz) | 1300 MHz |
テクスチャフィルレート (billion/sec) | 7.8 |
メモリ部
メモリクロック(MHz) | 800 |
標準メモリ設定 | DDR3 |
メモリインターフェース幅 | 128-bit |
メモリバンド幅(GB/sec) | 25.6 |
3D Visonに対応する普及価格のチップがやっと登場した。これが各社のノートやディスクトップに搭載されて、3Dは普及へ進む事だろう。2011年から3Dは普及期に入る。従来は、ビデオカードを買い直さなくてはならなかったが、標準搭載されているチップの性能が3D Vision対応になることが大きい。今やビデオカード交換なんて、殆どの人がしていないマイナーな事なので、そういう事をしなくても、メジャーなモデルで対応可能になる事が重要なのだ。
来年のMacBookやMac miniに3D Vision対応モデルが出てくる事を願ってやまない。そして、広視野角の3D 液晶モニタも登場して欲しいのだが…まだそれは先になりそうな感じだ。UV2Aあたりがこの市場に打って出れる性能を持っているのに、シャープがモニタ用のパネルを生産しないのは、勝機を逃がしていると思う。他のメーカーが出来ない状況の時に生産すれば、チャンスがあるのに、安すぎるパネルは作らないといっている。でも、ある程度、購入するだけの付加価値があれば、消費者は買う。だが、それを信じる事が出来ないのは、成果主義を導入した日本メーカーの特徴と言ってもいいだろう。高いと言っても23インチフルHD 10万円以下で生産できると思うのだが、それをやらないシャープはチキンだ。やる事にチャレンジがない。
もし、サムスンがブルーフェーズモード液晶を実用化したら、恐らくUV2Aの先行特権は消失し、技術力で2番となる事であろう。1番である内に商売をすると言う姿勢がないのは、余裕ありすぎなんじゃないですかシャープさん。
チャレンジがブランドになる。今ならUV2Aを使えば3Dで広視野角の液晶モニタを作れる。しかし他のメーカーは作れない。(IPSもVAも120Hz表示は出来るが1ランク上の240Hz表示が出来るスペックを持っていない:液晶モニタ用パネルの場合)この状態で技術的トップである事を誇示できる。それがブランドになるのだ。トップである事を誇示してこそ、ブランド。今のままだとブランドを獲得するチャンスを逸し、他社の研究開発が追いつく時間を与えてしまっている。
シャープはブランドを獲得できるチャンスを逸するリスクを考えるべき