SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

高い能力に嫉妬しない

有能な人間がいると、嫉妬をする人がいるが、私はしないようにしている。というのは、そんな事をするのは滑稽だからだ。高い能力があればそれを公平に認め、それを生かす事を考えるべきで、嫉妬して邪魔をするべきではない。私がそういう考え方になったのは、天才的な能力を持ちながら、成功しえなかった義父を見ているからだ。能力が高いという事は、嫉妬の対象になる。義父は傲慢な性格ではあったが、それは、自分の能力を隠さない事から生じる傲慢さだった。つまり、天才が自分の能力をセーブしないと傲慢に見えるのだ。例えば、難しい問題があったとすると、天才の義父だとすぐに答えを見つけてしまい「こうすればいい、なんでこんなのが分からないんだ」と言ってしまう。周りは非常に怒る。義父にしてみれば、解決方法を提案したのであって、イヤミを言ったわけではない。本当に義父にとっては簡単な問題だったのだ。それを包み隠さず言ってしまうと、非常に傲慢に見える。
 
義父はIQは恐らくトップクラスだと思うがEQ(EQ:人の心情を汲み取るIQのようなもの)は低い人だったと思う。ある意味、義父は正直な人だったのだ。でも、正直すぎて、周りからは疎まれてしまう。義父の才能とぶつかると、他人の心情は少なからずダメージを受ける。私も何度も論破されてガクッと来たかしれない。ただ、ある面では公平な人だったので、きちんと話せば分かってくれる人でもあった。あの家の中で論理的にきちんと公平な話が出来る相手と言えば、義父くらいだったかもしれない。
 
そういう事で義父は天才で傲慢ではあるが、憎めない人でもあった。だから、私は他人の能力に嫉妬しないようにしている。世の中には天才みたいな才能はゴロゴロいると思う。でも、義父のように周りに理解してもらえない事で、その才能を生かせない天才達が沢山いると思う。そう思うと、ダイヤの原石をゴミ箱に捨てているようでもったいないのだ。あれほどの才能を社会は無理解というゴミ箱に捨てた。そう考えると、私は、人の能力に嫉妬するのは社会にとって損失以外の何ものでもないし、価値のない事だと思う。価値あるものを認め、評価する事で生かす事を考えれば、世の中は宝石のような才能だらけになると思う。私はその可能性のきらめきが見たい。そう思うと、嫉妬なんて無意味に思えてくるのだ。