SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

軍産複合体をバイオエネルギー産業に吸収させる

戦争のない世界を作る為には、戦争で儲けている産業を他の産業に移行させる事で実現するのが現実的である。単に概念的に戦争をなくすと言うのは容易いが、それで生計を立てて生きている人間が多いからこそ、この流れが止められない事実を無視して戦争をやめろという乱暴な理屈は通らない。私は温暖化対策と資源不足をそういった意味での戦争をなくす好機と見ている。
 
アメリカの軍需産業の規模は30兆円と言われる。この産業は10年に1回ずつ戦争をしないと自分のデカイ図体を支えられないらしく、アメリカ国民を何度も戦争の渦中に引き込んで、その血をすすりながら生きている産業だと言う。この規模に匹敵する産業はエネルギー産業だ。アメリカの原油輸入量は約6000億リットル、これを1リットル40円で計算すると24兆円。つまり、その内、省エネ技術の普及で40%程度目減りしても14.4兆円の規模となる。この規模のバイオ石油産業を兵器産業を吸収する形でやれば、軍需産業を半減させる事が出来る。軍事産業を大幅にダイエットする事で、10年に1回戦争をしないと支えられないような状態を回避できるようになる。
 
地球温暖化も防げて、戦争も減り、エネルギー安全保障も確立でき、いいことずくめだ。自分の国でエネルギーも資源も食料も獲得できれば、内需100%でもいいわけで、ある意味、アメリカと言う国自体が完全な独立国として成立する。外国の通貨があーだこーだと言う必要もない。自分の国で何もかも作れれば、別にドルが安くなろうが高くなろうが、国民生活には、あまり関係がないと言うような状況を作り出す事が出来る。
 
それはアメリカ人のメジャーな宗教であるキリストの教えにも合致した結果となるであろう。「汝の敵を愛せよ」と言う言葉を実現する為には、それを阻害している飢餓状態を回避しなければ現実的には出来ない。人は弱いから飢えていれば、相手のものを奪っても手に入れようとする。その餓えをなくせば、奪う必要もなくなり、結果として戦争をなくすと言う事になる。しかも、戦争をしないとおなかが膨れないと言う状況も、この提案は緩和できるのだ。