SKY NOTE

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iPadの特徴(二週間使ってみた感想)

1.独特なファイルシステム(PCとは全然違う)

  • アプリケーション毎にファイルシステムがある。
  • アプリケーション名のフォルダがあって、そこにiTunesでデータを入れる感じ。開く方法はアプリケーション毎に違う。パソコンのようにファイル名を入力して保存と言うプロセスはない。終了したら自動保存、開く時は前に開いていたものは開いたままになっている。開くファイルをそのアプリケーションが用意したファイル選択形式で開く。Evernoteの場合、ドキュメントの入力画面にファイル名や分類名を入力する欄があり、そこに入力してもしなくても、保存ボタンを押せば、ネットのサーバに記録される。blogと似ている。iPadファイルシステムがPCと違うのは、必ずしもファイル名を入力する事を求められないと言う事。要するにパソコンでよくある官僚的な作業の手順が大幅に省かれている。そういう意味では紙のノートを使っている感覚に近い。紙のノートを使っている時に、書き終えたらファイル名を求められたり、保存しろとか言われない。iPadは、それに近い。書いている最中で終了しても、システムが開いたファイルを自動的に保存し、書いていた状態をそのまま保持してくれる。恐らく、状態をFlashメモリに記録して保持しているのであろう。アプリケーション終了はホームボタン、アプリ切り替えはホーム画面のアプリ選択画面にまとめられている。

 
2.文字の表示品質は素晴らしい

  • 読みやすい文字
  • 雑誌を読んでみたが、非常に読みやすい。小さな文字もキレイに読める。A4の雑誌をそのまま読める(1ページずつ)と感じる。古いVAの自分のモニターで見るよりも遥かに文字がシャープだ。コントラストがある為、文字がくっきり読みやすい。解像度以上の画質がある。PDFファイルを作って、表示させてみたが文字がとても美しいので、小説などをPDF化して、読んでいるが目が疲れると言う事はない。目が疲れない設定(PDF作成時の設定:文字色:黒92% 背景色:黒:12% 行間広め)にすることは必須だけどね。まず、システムの輝度は最低、背景色はグレーにしないと明るすぎる。文字色は真っ黒だとコントラストがきつすぎる。少し、グレーよりに色を薄くする。こういう工夫があって、読みやすくなる。多分、そういう工夫をしないで読むと目が疲れると思う。明るすぎて...コントラスト、ギラギラで

 
3.手に持った感じは重いが、持ち運びはしやすい

  • 生活に溶け込む機動性
  • 手に持った感じは重い、しかし、ノートより遥かに軽く画面がでかいので、Web閲覧や本を読んだり写真や動画を見たりするのに便利と感じる。生活の中に溶け込む機動性がある。飯を食いながらPCをやる人はいないだろうが、iPadを見る人はいるだろう。

 
4.何に使っているのか?

  • リラックスして使えるコンピューター
  • 文字の表示品質が高いので、Web上で無料で公開されている小説をPDF化して読んでいる。あとSafariでWebを寝転がりながら見る。Evernoteでボイスメモをし、キーボードのあるPCであとで入力するみたいな事をしている。基本的にiPadでいいなと思った事は、寝ながらPCができる事だ。机にかじりつかないでいいと言うのが非常に素晴らしい。(横着者め!)PCをリラックスして使う事ができると言うのがメリット。今までのPCがいかにストレスフルだったのか良く分かる。

 
5.iPadは買いか?

  • 私のような横着者であれば買いだ。寝ながらインターネットや本が読めるのは便利だ。ラクチンである。PCとの分業体制で動く、全てのタスクをiPadではできない。動画のエンコードなどの重たい処理やキーボードを使う文書入力などは苦手だ。反面、Webや本など、主に再生型のメディアには最適だ。PCは何でもできるが、リラックスしてできるかどうかとなると、疑問符がつく?使う時の場所と姿勢がキーボードとモニターに支配されるPCと違って、iPadはそこを縛らない。そこがいいのだ。それにPC特有のファイル名入力とか、そういう官僚的な作業も省かれている。そういう意味で使っていて楽なコンピューターと言える。命令されないコンピューターと言えるだろう。

 
6.今後の展望

  • 将来的にはコミックや雑誌、動画の視聴などがしたい。現在は、コミックは自炊しないと欲しいのがないし、雑誌もない。動画は容量のあるPCをサーバにしたソフトが欲しいが、どういうのがあるのか今のところ分からない。