現在の3Dテレビは、2Dのテレビ放送のように一日中放送できるコンテンツがないのだから、限られたコンテンツを見る事になる。その結果、YouTubeのようなストリーミングコンテンツである事が望ましいという事になる。
現状の3Dテレビの制約
1.コンテンツの絶対量が少ない
- 普通の2D放送の様に流しっぱなしにできない以上、YouTubeの様に選択してみると言う形になる。
2.付属の3D眼鏡1個では1回に1人しか見れない
- 付属の1個しかない3D眼鏡で見る場合、1人しか見れない、そうなると家族でリビングで見ると言う事になりにくいわけで、皆が自由な時間に個別に見れるようにする必要がある。よって、同じコンテンツを同時に配信する放送メディアにはそぐわない。
- 上記の二つの条件から、ソニーの3DテレビがGoogleテレビでもある意味が想定できる。時間を選ばないテレビサービスが必要になるからだ。それはGoogleがYouTubeの3D版を出す事も意味している。恐らくそれはWebMフォーマットの3D版である事は容易に予想できる。(CMも3Dにしなければいけなくなる)
未来の3Dテレビ
1.YouTube 3D:時間を選ばないテレビ
- 好きな時に見れるテレビ。
2.セレクトテレビ:選択できるテレビ(あるいは選択されるテレビ)
- ニュース項目にチェックシートがあって、経済、科学、テクノロジー、政治、天気予報が見たくてスポーツニュースや芸能はチェックしない。そうすると、自動的にストリーミング動画を編成してくれて、そのニュースの合間合間に、私のパーソナルデータに合わせた3D CMが流れる。そういう新しいテレビメディアを予想する。
- 次世代テレビの条件
顔認識カメラ | :個人を特定する→パーソナルCM(収益) |
YouTube 3D | :時間を選ばないテレビ |
GoogleTV | :3Dに合わせたGUI(BumpTop買収) |
セレクトTV | :内容を自分の好きに編成できるテレビ |
新しいテレビは、時間に縛られる事なく好きなコンテンツを見る事ができ、新しいパーソナルCMからの収益によって、無料放送がされる。