SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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「青少年育成」ではなく、「価値観の押しつけ」条例と言うべきだろう。

漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案 (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/09/news103.html
 
青少年育成条例と言えば、何でも自分たちの価値観を押しつけられると考えている老人が多いようだ。しかし、彼らの親や、その親の世代は、絶対にこういう事をしなかっただろう。なぜならば、こういう曖昧な基準の規制を認め続けた結果、最終的には治安維持法というモンスターを登場させてしまった事を肌で知っている世代だから。自由の価値を知っている古い世代は、些細な事で表現の自由を規制しようとはしなかった。しかし、そういう現実感覚がなく、ぬるい価値観で奇麗事を並べ立てる愚か者。自由の価値、表現の自由の価値、そういうものをどういう風に認めていくかと言う理念もなく、ただ、自分たちと違う価値観を否定するだけのレベルの低い発想には呆れるね。
 
正直言って「もういい加減にしてもらいたい」と言いたい。こういうのを決めた連中の実名が欲しいな。陰でこそこそルールを決めてもらっても困るから特定した方がいいと思う。誰が何を決めているのかハッキリさせた方がいい。
 
<規制に反対の声を上げたい人へ>
http://mitb.bufsiz.jp/#opposition
 
以上のLinkに、この都議会議員のLinkがありますので議員に要請しましょう。民主主義は黙っていては何も起きませんから。この種の法案として児童ポルノ法案があるが、施行した結果が以下のグラフです。(警察の犯罪統計をグラフに起こしたものです)
 
性犯罪統計
警察庁の性犯罪の統計データ(5ページ目参照)

 
グラフを見ると、児童ポルノ法案を施行した年から強制わいせつが飛躍的にのびている事が分かります。つまり、こういう規制は犯罪を抑制するどころか誘発するのです!これが現実です。こういう性暴力を増やした大罪人は、以下のLinkにいます。
 
ECPATストップ子ども買春の会の基本資料
http://kgsk.nobody.jp/ecpat1.html
 
この中の写真の中の面々は、偽善者です。非現実的な規制を作る事で犯罪を増やし、子供達を苦しめているのです。このような存在は断じて否定しましょう。彼らは正義ではありません。悪です。彼らが性質が悪いのは、正義の仮面をかぶった悪だと言う事です。ですが、こういう存在を野放しにしておくと、偽善がはびこり、犠牲になるのはいつも弱いものです。私も、いじめられていた子供の頃にPTAの「暴力はいけない」という偽善には呆れました。暴力そのものが規制されるのならば、正当防衛が可能かどうか迷うのです。防衛行為も暴力ですから。(この話で言えば、同じエロでも犯罪行為としてのエロと、犯罪を抑止しているエロとを区別する必要があると言う事。ポルノ雑誌を見ているから、男が皆、犯罪者になると言うならば、一般的な大人のヌードの雑誌が溢れているわけだから、世の中、強姦魔や痴漢だらけになるはずである。しかし、そうなっていないのは、ポルノで犯罪は誘発されていないから、むしろ、ポルノで仮想的に欲望を満たす事で、犯罪を未然に抑止している傾向が強い。デンマークがポルノを解禁したら性犯罪が減ったと言う事例を見ても、それは明らかだ。今回の条例で問題なのは、そういう犯罪を抑止しているエロを犯罪としてのエロと混同して規制し、ポルノの持つ犯罪抑止効果を無くす事で少女や子供を危険にさらす可能性が極めて高いと言う事なのだ)
 
私は偽善者がはびこるたびに弱いものが犠牲になるのを見ていられない。このような偽善は断じて否定するべきです。
 
疑似児童ポルノについて
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20090924/1253727556
デンマークにおいてポルノを解禁したら、性犯罪が減ったと言う事例を元に、ポルノが犯罪の温床ではなく、むしろ防波堤になっていると言う事を説明している。
 
改正児童ポルノ法=準治安維持法
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20090715/1247584448
児童ポルノ法施行以後の犯罪の増加傾向と、性犯罪の傾向、特に性犯罪において最も深刻な犯罪である強姦について分析したもの。
 
悪平等の構造(偽善についてもグラフで説明している)
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20090105/1231139314
偽善が現実を否定するたびに弊害が生じると言う構造をグラフを通じて表現している。偽善の場合、現実の解釈が反対なので、本来やるべき事と正反対の事をやる事で、問題をさらに悪化させる事に繋がる。例えて言うならば、傷口を消毒すべきなのに、そこに泥を塗って化膿させてしまう様な行為である。この法案は一見、消毒液に見えるのだけど、実際は、バイキンたっぷりの泥であると言う現実が把握できていない。やった事の反対の効果が現れると言う現実が分かっていない。
 
この法案は、明らかな憲法違反であるため、否決されるだろう。彼らはパンドラの箱を開けてしまった。

憲法第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
 
この条項の出版の表現の自由の保証に抵触する。(特定の表現に対する規制)
 →表現を規制できる特例を設けてしまうと、そこから形骸化する恐れがある。
また検閲をしてはならないという条項にも抵触する。(曖昧な基準の規制)
 →曖昧な基準による拡大解釈により、検閲が可能となる恐れがある
 
明らかに憲法表現の自由に対する冒涜行為であり、国民主権の名の元に、こういった条例は否決されて当然である。そうでなければ、この国の情報の自由を保障できないからだ。この条例は違憲であると判断される可能性が極めて高く、議会がもし、民主主義と言うものをきちんと理解しているのならば、否決して当然だと思う。