SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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記憶とは整理整頓なり

近くにお店が開店した。しかし、店の中を見ていても、どこに何があるのか分からない。よく見てみると、陳列の分類がバラバラで、一貫性がない事が分かった。ブロックごとに分かれてはいるのだが、台所用品ひとつとっても、タワシはあっち、オタマはこっちの別ブロックなど、およそ、生活環境を反映したものとなっておらず、何を考えているのかよく分からないバラバラ感に満ちたお店だった。
 
これを見て思ったのは、記憶も同じかなと思った。つまり、情報が整理されていないと、何を言っているのか分からなかったり、覚えられない。テーマがきちんと決まっていれば、印象に残るが、それらが整理されておらず、バラバラだと記憶にすら残らない。つまり、物事を覚えるというのは、こういう事なのだと思った。
 
まず、記憶の筋となるものを定め、それに枝葉をつけて覚える事。そういう事が分かりにくかったりする時には、分かる範囲でとにかく、大まかな筋を作っていく事、そうやって覚える事をとにかく、その筋にくっつけていく事で、記憶の木を育てていく事が結果として、覚える事に繋がっていく、ある意味、得意な事と言うのは、その筋が最初からあって、自然に覚えられるのだが、不得意な事になると、最初に紹介したお店と同じで筋となるものがない。だから、覚えられない。
 
まず、記憶するために、その分類を定め、そこに情報を入れていく、そうやって整理する過程に記憶というものがあるとするならば、記憶とは部屋の整理整頓と同じようなものではないかと思う。とにかく筋を定めて、そこに情報をくっつける作業の連続に記憶があると考え、どんどんくっつけていけばいいのだ。