需要が35兆円足りないと言われている。よって内需と外需で、どのぐらい潜在需要があるのか考えてみた。
内需(7兆円+α)
1.環境
環境設備無利子融資(3兆円)
・太陽電池(5000億円)
・地熱(1兆円)
・風力(7000億円)
・ペアガラス(8000億円)
2.耐震補強(3兆円)
マンションの耐震化(年間3兆円)
無利子融資(3兆円の無利子融資で促進する)
3.自動車
・エコカー1%ローン(5年もの国債:5000億円)
4.電化製品
・エコ家電1%ローン(財源5年もの国債:5000億円)
・冷蔵庫(CO2冷媒)
・エアコン(CO2冷媒)
・テレビ(3DTV)
・蛍光灯→LED
・2D→3D(立体)
・リビング→個室
・LED照明
5.情報家電
・クラウド端末 (ChromeOS端末)
・タブレットPC(電子出版)
・3D製品
・3Dビデオ(Blu-ray 3D)
・3Dカメラ
・3Dゲーム(PlayStation 3)
6.建築
・保温浴槽設置工事
・ペアガラス設置工事
・高速道路→電力設備の建築
・太陽電池の設置工事
・風力発電所の建設工事
・地熱発電所の建設工事
・送電線工事(風力や地熱などの僻地の送電網を確立する)
外需
1.エコカー
・シリーズハイブリッドカー
2.エコ家電
・CO2冷媒冷蔵庫
・CO2冷媒エアコン
・省エネテレビ
3.情報家電
・3D製品
・3Dビデオ(Blu-ray 3D)
・3Dカメラ
・3Dゲーム(PlayStation 3)
4.環境
・太陽光(高効率太陽電池)
・風力(微風でも発電でき、騒音も少ないもの)
・地熱
・スマートグリッド(先進的な送電システム)
4.水プラント
中国は、水不足で発展のためには海水を淡水化する必要がある
有望なのは、規模から言って、内需は環境、耐震補強、外需は、環境、自動車、電化製品、水だ。環境関連の事業を大きくするために、政府が環境税を原資とするグリーンバンクという電子銀行を作り、無利子融資をするというビジネスモデルを構築し、そのモデルを海外に輸出する事で環境事業を大きくし、それによって日本のビジネスチャンスを拡大する。中国が欲しいのは、とにかくCO2を出さないエネルギー、水、資源など、人間が生きるために必要不可欠なものであり、日本はそれに必要な太陽電池、地熱発電技術、海水淡水化技術などを保有している。故に積極的に海外展開をし、ビジネスを広げるべき。新規需要を掘り起こさなければ需給ギャップは埋められない。こういう事は商社が得意だったと思うので、商社には頑張ってもらいたい。日本は高速道路を造るよりも、CO2を出さない発電施設やペアガラスなどの省エネ設備の導入にコストをかけるべき、そうすれば、それを何年か継続している内に、自然エネルギーと省エネが積み重なって、石油(年間10兆円以上40円/Lで計算)、石炭、天然ガスなどの化石エネルギー消費量が減り、二酸化炭素が減ると同時に資源の輸入額も減っていく、結果的に日本は貿易黒字を確保する事が出来、その結果、それを給料に反映する事が出来るようになる。貿易黒字は(輸出額-輸入額)だから。輸入額を下げる事は、損益分岐点を下げるという事である。
輸出を増やし、輸入を減らす事で利益の出る体質を作り、日本経済を成長させる。
外需も内需も拡大することで、仕事を増やす。