SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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フクロウ、トンボ風車が世界を救う?!

1.トンボ風車で風速1mでも回転する風車!
世界を変える100人の日本人(東北大学 石田秀輝教授)という番組でトンボの羽根の構造を利用した風車を紹介していた。風速1mの微風で風車の模型が回転し始めたとき、私は「おお〜」と思った。通常の風車は風速5m以上にならないと回転しない。しかし、それがたった風速1mで回転し始めているのだ。日本の国土を通る風は風速3〜4m位がほとんどなので、風速1mで風車が回転する事は、こいつは凄いと思いました。この風車ならば、日本中どこでも発電できる。(微風でも発電できるので発電可能量が増える)
 
2.フクロウの羽の構造を模倣して静かな風車を実現!
日本中どこでも発電できたとしても、騒音が大きければ意味がない、うるさくて発電できても設置できないからね。でも、フクロウの翼の様に溝を入れた羽根を使った風車だと、全然音がしない。ゼファーという小型風車がテレビで紹介していた。ちなみにこの構造は新幹線のパンタグラフにも活用されている。(低騒音ならば設置場所を選ばないので、設置可能な場所が増えて発電量が増える)
 
トンボやフクロウの羽根の構造を利用して風車を作れば、静かで微風でも発電できるという凄い風車が出来る。これでどこでも発電できる。思えば、トンボが同じ羽根で旋回したり、高速に飛ぶ事が出来るのは当たり前だし、フクロウが羽ばたく音が静かでなければ獲物を捕れないだろう。自然の持つテクノロジーは人間を遥かに凌駕している。
 
トンボやフクロウの羽を参考にして静かで軽くて丈夫なブレード(羽根)が出来れば、郊外に風車がゆっくり静かに回る風景がその内見られるのかもしれない。日本の風力発電の課題である騒音と微風での発電効率の悪さを解決した凄い解決法が示されたので温室効果ガス25%はトンボとフクロウに任せた!という様な風車を早く作ってほしいと思う今日この頃だった。