SKY NOTE

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NHK人形劇 新三銃士を見る

NHKの人形劇は自分的には、三国志以来、久しぶり、月-金 PM6:00(20分)にやっている。毎日やっているので、毎日が楽しい。月曜日にダルタニアンのお父さんが殺されちゃって、火曜日にあの悪女ミレディーが登場!水曜日に三銃士が登場!という感じ。
 
自分的にはミレディーが好きだったりする。要するにあの人は猫なのだ。人形劇では黒猫と一緒にいる。ダルタニアンは猿と一緒。ミレディーが好きなのは、自由な所、己の自由の為に他人を犠牲にするのだけれども、それ相応の対価を自分自身で支払う事になるので、そんなに悪いとは思わない。私が悪いと思う人間は、そういう対価を支払わず他人に支払わせる人。でも、結局は、峰不二子が好きなルパンの心境かもしれない。
 
もう一つ、ミレディーが好きな所は、カッコいい所。自分一人で行動し、自分で自分を助ける強い女性、チャンスがあったらそこを逃さない。三人の男を騙した事がバレて怒った男達に縄でしばられているシーンで、通りかかったダルタニアンに助けを求めるが、その間に縄を自分でほどいて、とっとと逃げる。自分でチャンスを作って、そのチャンスを確実に生かす。自助努力がしっかりしている抜け目のない女性だ。そこがカッコいい。
 
似ているキャラクターでは、手塚治虫の遺作、ネオファウストに出て来るメフィストフェレスルパン三世峰不二子で、そういうキャラが自分のお好み、それぞれ有能で自立した女性であり、抜け目がない。
 
賢くて抜け目がなくて強くて美しい。→魅力的ですな。
 
ミレディー曰く「ミレディーが一番好きなのはミレディーよ!」と言って橋からジャンプして船に乗るシーンはカッコいい。騙したダルタニアンに対して悪びれる事なく「またいつか会いましょう」と平気でいう所は唸ってしまう。悪女の魅力ですな。弱い(と思った)女性を守ろうとしたダルタニアンには、それなりの敬意すら持っていたと思う。ダルタニアンを利用しつつも、敬意をもって再会の挨拶をしている。
 
ミステリアスで不思議なキャラ、それがミレディー
猫が好きな人はミレディーが好きだと思う。
 
あとエンディングテーマの平井堅の「一人じゃない」はいい。とてもいい歌だと思う。