SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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勇気とは何か

勇気とは、対価を支払う覚悟みたいなもの。
 
何の為に何をするかという事が明確であるほど、勇気が生まれる。だから大義のない戦争は負けると言われている。なぜなら、何の為にするか分からなくなったら、そんなもののために命を賭ける事などバカらしくて出来ないから。
 
命を賭けるに値する対価を要求するのが戦争。その対価を払う覚悟がないと戦争なんて出来ない。
 
対価には対称性が求められる。得るものに対して、同等の対価を要求する。だから、その対称性が不均衡だと破綻する。派遣労働の問題などは、その典型だ。会社の都合で対価の設定をねじ曲げて、同一労働における格差を容認した不公平な賃金体系、結局は不公平感がつのり、破綻。昔からそういう事は繰り返されているので、早晩破綻する事は分かっていたが、それを繰り返してしまい、ワークシェアリングを導入しない姿勢には歴史に対する教養のなさを感じる。(要するに馬鹿)
 
正確に言うとそうなのである。角の立つ言い方だが、愚かな事を繰り返すことをバカというのだ。ビスマルクが愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという事から分かる通り、賢者は本を読んで、物事を理解できるが、愚者は実際に失敗してみるまで分からない。
 
翻って勇気に話を戻すと、いかに目的が明確であり、対価に対称性があるか理解している事なのではないか?何の為に何をするか明確であればあるほど勇気が出る。つまりに頭の中で物事がハッキリしているほど勇気というものが生まれるのではないかと思う。そこが曖昧だと臆病になってしまう。