SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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銀河鉄道999劇場版をBlu-rayにしてくれ〜

録画したビデオを整理しようと思ってビデオキャプチャユニットを検討していて思った。銀河鉄道999の劇場版はBlue-rayで見たいと...あの背景の画質はDVDじゃ役不足なんだよね。DVD版を見てがっくりしたもの。作画資料集なんか持っているものだから、それと比べると全然画質が駄目、オリジナルフィルムの画質は、DVDを遥かに凌駕している筈と思ってしまうほど背景に気合いが入っている。
 
自分が好きなシーンは、色々あるけれど、すぐ思いつくのは、古びた宇宙船の前でトチローと鉄郎が出会うシーン。
 
「おふくろにお前も会ったのか?」
「家を出るとき別れは言ってあるさ」
「そうかお前も、俺と同じ亊を考えているんだな」
 
なんてセリフが思い浮かぶ、トチローはかっこ悪いのにセリフがなぜかカッコいいんだよな〜
 
「俺がもう一度起き上がる為だ」
「頼む!やってくれ」
 
そうやって最後はアルカディア号の心になる。
 
小学生の頃は鉄郎に感情移入し、大人になってからトチローが好きになった後、銀河英雄伝説ヤン・ウェンリーが好きになる。大人になってからの趣味は、同じ声優さんなんだなこれが、後で分かったのだけど、ヤンの最後のシーンを録った後、声優さんも亡くなってしまって、あの声を、もう二度と聞けないのは寂しいけれど、トチローやヤンは、自分の心の中に生きているって感じがする。
 
ヤンやトチローが好きなのは、人間としての本質的な品格が優れている点だと思う。それぞれに飾りのない人物だが、自分の信念や理念をしっかり持っていて、それを実現するだけの技量や根性を兼ね備えている。ただ、どちらも作品中では亡くなってしまう運命にある。最近ではDEATH NOTEのLなんかが好きだが、これも死んでしまうんだな、これが...
 
共通するのは、天才であること、ヤンは天才戦略家、トチローは天才技術者、Lは天才探偵、戦略、技術、推理と、要するにインテリジェンスに私は魅力を感じる。多分、そういうところが自分に欠けていると思うから、こういったキャラに魅力を感じるのだと思う。
 
状況を洞察し、戦略を立て、技術を駆使し、強大な敵と立ち向かう。共通するのは「自由」をしっかり持っているキャラだという事。ヤンは、民主政治に自由を見いだしていたし、トチローは機械化社会ではなく人間が人間らしく生きる自由を目指していたし、LはDEATH NOTEという強権に頼った平和ではなく法による自律的な平和を目指していた。
 
それぞれの理念は、自由であり、それを実現する為に自らの命や天才的能力を駆使する姿は私から見て美しいと思うのだ。本人達は決してかっこ良くない風貌なのだけど、それとは逆のカッコいい考え方とのギャップがいい。
 
考え方がカッコいいキャラ、それでいて天才。そして、行動に筋が通っている所も好きだ。一貫した姿勢で物事に臨むが、それ故に最後は死んでしまう。うぅ...多分生かしておくと、本当に平和(自由)を実現してしまうので、作者に殺されてしまうのだ。
 
共感しやすいのは、風貌が独特で、皆、飾らない事、ヤンは机の上に座っちゃうし、Lは椅子の上に体育座りだし、トチローは床に座って酒のんでるし...生き方が自由ってのがいい。自分もこのタイプの人間だが、天才ではない。
 
それでいて賢くて、結構笑えるキャラ、でも最後に死んでしまう悲劇のキャラってところが好きなんだな。ギャップの大きなキャラの魅力が、これらのキャラにはある。
 
このblogの名前もsky noteなのだけど、空(sky)には、自由という意味も含まれている。自由を実現する為に、命をかけるカッコいいキャラが大好きなんだな。自分がそうではないからこそ、こういうキャラがかっこ良く感じる。
 
だから、トチローの出ている銀河鉄道999劇場版、Blu-rayで発売してくれ〜
ずっと脱線し続けて、やっと本題に戻ったか...