SKY NOTE

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悪平等の構造

悪平等の構造を説明するために以下の要素との比較をする
悪平等・公平・平等・差別・偽善


1.悪平等(全てを無に帰する)
悪平等一見、平等に見えるが、現実を無視するという点では、差別や偽善と同じである。

2.差別(全てをアンバランスに)
差別は一見、現実的に見えるが、過大であったり、過小であったり評価に妥当性を欠く

3.偽善(全てがズレている)
偽善は一見、善意に見えるが、概念的に善を捉え、現実を直視していないので、適切な結果にならない
 
悪平等は現実を完全に無視、差別は現実を誇張し、偽善は現実を偽る。つまり、無視、誇張、偽りによる現実乖離の弊害がこれらの行為が悪だとされる所以である。正義は現実を直視し、現実に存在するに人間の幸福の為にある。故に概念的な正義の為に現実を無視してはいけないし、現実を誇張してもいけないし、存在しない現実をねつ造してもいけない。(1000円札を1万円札と言う様な行為はダメだ)
 
4.平等と公平
平等は点であり、公平は、それを基軸とした現実の調和ラインである。あくまでもスタートラインは平等だが、ゴールは公平ではなければいけない。そうでなければ努力が報われない。だが、その結果を誇張し差別になってはいけないし、結果を無視して悪平等になってもいけない、あまつさえ、それを順位をつける事が良くないという妥当でない評価軸をつくる偽善などもってのほか。
 
例:子供のかけっこ
 
偽善
順位をつけるのは良くないと、努力を正当に評価する方向から逆行する。
現実認識に大きなズレ(概念的正義:現実から大きく逸脱)
 
悪平等
かけっこの順位をみんな同じにしてしまい、皆を同じにして子供の努力を無視する
現実を無視
 
差別
優勝した子供に過大な評価を与え、そうでない子供を蔑み、子供の人格まで否定
現実を誇張
 
平等
平等とは、同じスタートラインの亊、皆が同じ条件で走るため、公平に実力を測る為の基軸となるのが平等
 
公平
公平とは、同じ(平等な)条件でゴールした後の結果を正当に評価し、努力を正確に評価する。その際に誇張も無視も偽証もしない亊。
 
社会における悪徳

偽善(現実乖離した主張による弊害が大きい)
準児童ポルノ
概念的には正しく見えるが現実的には間違っている。表現の自由の原則から大きく逸脱しており、過去の治安維持法の前段階の法律によく似ている。この法律をあと一つバージョンアップすると、あらゆる情報が規制できる治安維持法になる。
禁酒法(概念的には正しかったが、現実にはマフィアの収入源になった)
 廃止したらマフィアの勢力が弱まった。
 
悪平等(全てを平らにする為に正義や実力を無視し、蔑ろにする)
・事なかれ主義(道義を無視)
・最近の小中学校の成績公開問題(実力を無視)
 
差別
・人種差別(過去の黒人差別:人種を誇張し人格を否定)
・最近の派遣問題(同一労働同一賃金の原則から外れた差別的雇用形態)
・男女差別(性別を誇張し、不当な評価を行なう)
成果主義(運用がヘタクソな)
 数値に現れる結果しか評価しないのも差別。数値化できない現実を無視している
 数値化できる結果のみを誇張して評価している。