SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

CO2地下貯留技術、やっぱりヤバそう...

テレビを見ていたら、中越地方でM3.9クラスの地震があった。「おっ」と思って、CO2地下貯留施設のある長岡市の座標と震源地を比べてみた。
(画像をクリックすると拡大します)
12月30日午後23時25分 M3.9 (震源 北緯37.4°、東経138.6°)

気象庁のページ
http://www.jma.go.jp/jp/quake/3/30233000391.html
「一番、揺れている震度3の所が地下貯留施設のある所じゃんか」
「最も揺れている震度3の場所が帯状に震源と地下貯留施設を結んでいる...」
「断言はできないが、この近さ、ヤバいな、こりゃ」
震源も20kmと妙に浅いし」(ちなみに地下貯留で使う深さは1.1km)
震源の深さと貯留場所が18.9kmもズレているから関係ないとは言い切れない。なぜならダムを造った時、それまで地震がなかった所で地震が起こる様になったという事例もあるから、必ずしも影響を与える地層の深さではなく、その地層の上部に何らかの影響を与えた場合に地震が起こる亊も考えられる為、全く関係ないとは言い切れない。ダムを造れば、その地層に大きな荷重がかかる。その荷重が何らかの形でその下の地震源に影響を与えていると考えてもおかしくない。CO2地下貯留もダムと同じ効果があるとしたら...マズいという事になる訳だ。
 
地震はマグマによるプレートのズレで起こるという説明がされているが、本当の所はよく分かっていない、ダムを造ったら地震が起こる様になったという事例も示す通り、必ずしもプレートのズレだけで説明できる様な現象ではないのだ。
 
でも、そういう実例があるのに地震がプレートのズレで起こるものであってCO2地下貯留とは関係ないと言い切る所にお役所的な責任逃れ体質が私には感じられる。つまり、もし、それが事実だと認めたら関係者全員が極めて重い責任を追及される為、責任逃れをする為に言い切っているのではないだろうか?
 
ましてや学者がそういうことを言う所がおかしいのである。学者であれば今私が説明した様にプレートのズレだけでは説明できない事例もある事を当然知っている筈だし、地震について人類が、「これはこうだ」と断言できるほどの知識がない事は学者である彼らが一番良く知っている筈なのに、この問題に対して、「安全だ危険ではない」と言い切る学者らしからぬ主張に違和感を感じるのだ。下衆の勘ぐりかもしれないが、彼らも薄々分かっていて、でも、それを認めてしまうと、どれだけ大きな責任を背負わされるか分からないので、とにかく否定したり、もっともらしいことを言ってごまかしているのではないかと思ってしまうのだ。(何しろ人工的に大規模な地震を起こしたとなれば、その責任は極めて重大だと言えるのだから)
 
幸いな事に、このCO2地下貯留技術については、民主党が反対の意志を示している為、今度の選挙で民主党が勝てば、即刻中止になるプロジェクトである。その為にも次の選挙では自民党に票を入れてはいけないと思う。以前、このブログでもCO2地下貯留の危険性を主張した学者のYouTube動画を紹介しているので、興味がある人は見て欲しい。それに地下貯留技術を使わずとも、他の省エネ技術や自然エネルギーなどで二酸化炭素は十分減らす事が出来る。(全速力でやれば、20年程度で二酸化炭素は1/10に出来そうなのだ)

参考資料
中越沖地震は人災かもしれない1(5分53秒)

中越沖地震は人災かもしれない2(6分18秒)

以前にこのblogでCO2地下貯留技術の紹介した時のページ
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20081105/1225814336

CO2地下貯留施設のホームページ
http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/nagaoka.html

CO2地中貯留と地震、水と地震、地下と地震の関係
http://cocorofeel.exblog.jp/10094196/

2030年までに二酸化炭素を1/10にする(CO2地下貯留を使わない)
http://issuu.com/meroneko/docs/japan_2030_ver.2.2

二酸化炭素を1/10にする省エネ技術と自然エネルギーの組み合わせ
エコグラフ1.3(クリックすると拡大します)