SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

なぜ日本は、良い選択が出来なくなったのか?

なぜ日本は、良い選択が出来なくなったのかと、考えてみた。考えついたのは、受動的選択がいけないのではないか?という結論だった。

選挙で...
「誰が一番になるか」という最大多数に迎合する受動的な選び方と
「誰が一番になるべきか」という理想追求型の主体的な選び方では、挑戦する度合いが違う。

受動的な選び方だと、最初から有利な地歩を占めている候補者が選ばれる。そうなると、地盤を持っている二世議員が増える。つまり、人材のダイナミズムが発生しにくくなる。アメリカを見ると、オバマ氏やクリントン氏など、新しい人材が大統領を競う。そこには真の競争がある。その競争が政治にダイナミズムをもたらす。アメリカ人は日本人と違って「誰を選ぶべきか」という主体的な基準で選んでいると思う。その主体性が意思決定にダイナミズムを生む。

会社で...
「何が一番の技術になるか」という後追い型(キャッチアップ型)の受動的な選び方と
「これを一番の技術にする」というトップランナー型の主体的な選択とでは違う。
何が一番になるか常に耳をそばだてて頑張っているのが日本の携帯メーカーだとすると、Appleは、これが次の携帯電話だと言って、iPhoneを消費者にとって一番の選択肢にする。この選択の仕方のダイナミズムが消費者の目には鮮烈に映る。

そして、そういうダイナミズムが競争力となって社会を席巻する。一番がいないと成立しない日本の考え方ではトップはとれない。トップを走るものは0番を追いかけている。つまり、今はないものを追いかける。だが、未来を勇気を持って選択し果敢に挑戦する姿を消費者は無視しない。昔のソニーがそうだった。今はどうだか分からない。今はAppleにその匂いがする。

ソニーが市場を見始めた時、ソニーは駄目になり始めた。なぜなら、人ばかりを見て、自分の意見がなくなってしまったから。ユーザーの先頭を走り、ユーザーを引っ張っていたソニーが、ユーザーのケツを追いかけ始める様になった時、ソニーソニーでなくなった。

Appleは、その逆で、相変わらずユーザーのケツを追いかける事はしない。彼らは常に前を進む。だが、昔の様にユーザーが見えなくなるほど遠くまで行かなくなった。今のAppleは、ユーザーの見えるところで、手招きをしながら待っている賢明さを持っている。だがケツを追いかける真似はしない。完成された先進性を携えて前に進む。

そういう他人のケツを追いかけない姿勢が、意思決定にダイナミズムをもたらし、そのダイナミズムが、良い決定に結びついていると思えてならない。だからもっと主体的になろう。隣ばかり見ていては、意思決定にダイナミズムが失われ、駄目なものしか選べなくなる。だから、もっと主体的になろう。それが意思決定にダイナミズムを生み、良い決定に結びつくのだ。

Think different.
http://jp.youtube.com/watch?v=4oAB83Z1ydE