SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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問題を解決する思想

0.フェアプレイこそ問題解決の基本
フェアプレイが基本原理だ。例えば文句を言ったら、代案をきちんと示す。それが出来ないのならば批判としては中途半端だ。もし、問題があると指摘しても、それに解決策を示せなければ、結局同じ穴の狢であり、何ら変わる事がない、ただ、それは問題意識を持つなという事ではない。問題意識を高いレベルで持つのならば、ただ他人に文句を言うのではなく、自分でその問題を解決する方法を考えるべきだと言いたいのだ。

1.対等な関係が曖昧さをなくす
そうやって皆が考えれば、話が具体的になる。少なくとも曖昧な文句の応酬ではなくなる。スポーツと同じだ。反則をしないこと。文句だけ言うのならば反則、よく民主党が批判されたりするが、基本的に民主党を私は批判しない。なぜなら、自民党の政策は利権を擁護する為のもので、何ら建設的なものではないから。その点を批判するのは何も間違っていないし、代案以前に、存在しない方がいい法案を提案しているので、反対だけで十分な意見となっている場合もある。(それくらい今の自民党は酷い)また、代案があってもきちんと報道しないテレビ局や新聞は何をやっているのかと思う。テレビ局などは問題を単純なニ極論にする事で大騒ぎして視聴率を稼ぎたいだけというのが少なからずある。

ルールを破っているのはジャーナリストだったりもするので困ったものだと思う。視聴率がとれれば何でもする。それが小泉フィーバーの時に私が感じたマスコミの姿。民主主義の民の字よりも、視聴率という円マークが支配するマスコミ。

2.情報のクオリティを上げれば、それを元にした判断力も上がる。
彼らはお客さんを舐めてる。レベルの低いものも楽しいかもしれないけれども本物を出せば、それなりに評価するのが今の視聴者。なぜなら、団塊ジュニアに合わせてテレビ局は番組編成をしていると思うけれども、彼らももう30代なのだ。世の中が分からなかった若造ではなくなっている。だから、もっと内容をレベルアップしても対応する能力はあるのだ。

3.日本にも中央情報局が必要
そういう情報のクオリティを上げていく事が問題解決の基本だ。そういう意味でこの国には、情報を集めて、分析する組織、Central Intelligence Agency(中央情報局)の様なものも必要だ。国会議員直属の組織で、各省の情報を集めて統合したり、独自に調査をするなどして、国に必要な情報の収集および分析により全体戦略を策定する組織。アメリカと違うのは、アメリカが対外戦略に重きをおいているのに対して、日本の場合は、この国が生き残る為の手段を国全体の視点で包括的に分析、統括する組織であるという点だ。(この組織には国政調査権並みの権限があり、この権限により、官僚は国に関する事ならば、いかなる情報も提供せねばならない。これにより、情報を隠匿して不正を働く事はかなり難しくなる)

4.官僚の不正を打ち砕く情報の力
こういう組織があることで、官僚と国会議員の力関係を逆転させる事が出来る。縦割り行政を崩すのは情報の力だ。単に情報があるだけでは駄目で、それを理解できてこそ意味がある。これまでは、官僚の方が、その分野の専門家であり、国会議員には分が悪かった。しかし、これに中央情報局が介在する事で、国全体の視点で官僚の省利省益の欺瞞を打ち砕く事が出来る。そういう情報の力が問題を解決していく。

5.情報の格差が欺瞞を生む
物事に格差が生じると、そこに欺瞞が生まれる。それを打ち砕くのがフェアプレイの思想。この思想によって生まれる均衡が、あらゆる欺瞞を否定し、問題を解決していく