SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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「なんちゃって問題解決」

人は権力を持つと、自分の聞きたくない事を、自分の耳を塞ぐのではなく、他人の口を塞いで実現しようとする。他人を黙らせて片付けようとすれば、一見問題は消えた様に見えるが、実際には何も解決していない。問題が影でくすぶるだけだ。

問題を解決しないで見た目だけを解決したかの様に見せる姿勢を私は「なんちゃって問題解決」と呼ぶ、実際には解決したかの様に見せて、実は何も解決していない事をそう言う。

ネット規制法は、この「なんちゃって問題解決」に属する。本質的な問題、犯罪者の摘発体制の強化や追跡技術、および、追跡体制の拡充など、するべきことは山ほどあるのに、それをせず、見た目だけ繕う姿勢が良くない。

私は思う。人を黙らせて巧くいく様なやり方なんて存在しないと、歴史を見れば分かるけど、駄目な政治家ほど、人を黙らせる法律を作って民衆を支配しようとする。憲法の様な原則に反する法律を作りたがる。最近だと、ブッシュ大統領の「愛国者法」などがその典型例だ。

最近、自民党から提示される法律案を見て、タイムスリップをした様な感じがするのは私だけだろうか?「古すぎる」「時代錯誤」「強権的」彼らの脳は恐らく60年前から変わっていないのだろう。60年前から進歩が止まっている中古の脳みそにこの国の将来を託さなくてはいけないのか...

彼らが民主主義の敵となる法律案を提示した段階で、私は次の選挙で民主主義の為に、自民党には投票しないし、その仲間である公明党にも投票しない。もし、彼らに投票してしまったら、民主主義を愚弄する事になる。