SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

権威主義者の行動パターン

基本的に、自分の権利は最大に、他人の権利は最小にというのが彼らの行動パターンである。

1.理由を言わない

  • 何かをするとき、自分がどういう理由で行動するか開示しない。これの目的は、反論をさせないためである。つまり、反論させないということは、相手の権利を最小にする目的でそういう事をする。アンフェアであると同時に他人の情報をシャットアウトするので盲目的である。

2.曖昧な基準のルールを作って、そのルールと自分の意思を一致させる

  • 曖昧なルールを自分の意思と一致させることで、自分の権利(意思)を最大化する目的でそういう事をする。曖昧な基準で人を裁くので、ルールの権限に明確な限界がない。つまり、無限権限を欲しようとうする。

3.権威を味方にしようとする

  • 皆がやっているから、それをするのが当然だという主張をする。3/30の「行列と渋滞の共通性」と同じで、対象を直視するのではなく、権威(多数決)を中心に物事を判断する傾向がある。盲目性がさらに強化される

 
この三つを実行する人間は他人を確実に不幸にする。私はそういう人間を知っている。彼らの行動パターンは、他者を見ていない。その上で強権を使おうとするので。盲目の巨人が暴れ回って、周りを苦しめる状態になる。彼らは自分がなぜ批判されるのか分からない。なぜなら、彼らの判断基準は、問題そのものではなく権威だからだ。問題を直視する人間からは批判が相次ぐが、彼らは権威(奇麗事/権力者)にすがるばかりで何も考えてはいないので何が悪いのか分からない。彼らの言葉にはこういう言葉が多い「当然でしょ」とか、そういう最初から何かが決まっているかの様な主張をする事が多い。(そういう風に物事を安易に決めつけてしまうところに問題がある)
 
自分の意志と一体化した強権的なルールを正当化させる為に権威にすがるが、場合によっては、その権威を捏造したり、実体のない正義、即ち「奇麗事/偽善」を運用したりすることも珍しくない。相手のためと言っているが、実際にはそうではない。彼らの行動パターンは基本的には己の為である。ただ、無自覚な己である。権威で正当化された偽りの世界観で作られた正義(自己の観念)であるからして、現実とのズレが大きく、それを基準に行動するので、そのギャップによって皆が苦しむのである。本人は正義だと思っている。これが権威主義者の恐いところだ。無自覚な悪人なのだ。まだ、自覚ある悪が可愛いと思える程、凶悪になることもあるので注意が必要だ。
 
この文章を読んでも、権威主義者は自分ではないと思って平然と読めるだろう。そういう鈍感さが権威主義者の恐ろしいところなのだ。
 
法律やルールを作る時、憲法やルール制限を重視するべきである。なぜなら、憲法には法の守るべき基本が書かれおり、ルール制限は、そのルールがヤクザのいちゃもんレベルにならない様にする為に必要なものだから。権威主義者ほど、この憲法やルール制限を破ろうとするので、どういう人間が権威主義者かは、これでよくわかるのだ。そういう意味で憲法やルール制限は権威主義者を見分けるリトマス紙である。そして、このリトマス紙に反応し、権威主義と見なされる人間がいたら、その者に権力を与えるべきではないと私は思う。なぜなら、そういう者に権力を与えると確実に民衆は不幸になるから。
 
彼らが人を不幸にするのは、基本的に自分しか見ていないからだ。他人を見ているから他人の幸せが見える。だが彼らは自分しか見ていない。だから周りが不幸になるのだ。