SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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良い正義

あさっての方向の正義を書いて非難したのだから、当然、良い正義について書くべきだと思う。良い正義とは何か、それは現実的な正義である。その現実とは何かという事について述べたいと思う。

あさっての方向の正義の特徴
1.独り善がりな正義(他を顧みず、己の善を追求する)
 →矛盾が生じて不満が生まれ反感となる
2.杓子定規な正義(形にこだわり実を無視する)
 →矛盾が生じて不満が生まれ反感となる
3.強権的な正義(罪のあるものと罪のないものを混同して裁く)
 →矛盾が生じて不満が生まれ反感となる
4.狭い正義(小さな正義にこだわり全体を見ない)
 →矛盾が生じて不満が生まれ反感となる

1〜4の反感がルールを無視する結果となる。的が外れているので機能しない正義、しかも、その反感を悪人が利用すれば、悪人の利益にすらなってしまうものであり、悪の温床と言っても良い正義。だから、基本的にこれらは正義のお面をかぶった悪。安易なスローガンに依存した大儀なき正義、ブッシュ大統領イラク戦争の様なもの。失敗する正義

良い正義は、あさっての正義と全く違う。
1.他を顧みる正義(相手の状況を把握した上での正義)
2.実利を優先する正義(実質を重視する)
3.妥当な正義(罪のないものを裁かず、罪のあるものを裁く、しかも適度に)
4.広い正義(悪人の動き方を理解し、場合によっては必要悪も認める様な大局観)

1〜4の慎重さにより、状況を適切に把握する為、反感が産まれにくく、機能する正義が生まれ、結果として安定する。悪人のみが裁かれるので社会の協力も得やすく、結果として世の中が正しくなる。言うなれば大義ある正義。成功する正義